CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

Gigもafterもとっても充実した良き時間(^^)

2019-01-22 11:44:40 | 表現にからむ様々なこと
昨日のCuniCo’s Gig with ケミー西丘に
寒い中お越しいただき、時間を一緒に紡いでくださったお客様に感謝(^^)

いろんな意味で、良い時間となりました。

そして、2月21日のこと、6月9日のこと、その他諸々。
いろんなことが、自分の中でおぼろげに見えた日となりました。

CuniCo’s world は、
変化をを求めながらも、普遍でありたいなぁ・・・と。
それは、やっぱり『いのち』『愛』『平和』ってことなんだろうなぁ・・・と。

ケミー西丘さんは、私を理解してくれるし、
少し突っ込んだ話もできて、とっても良い時間になった。

さて、昨日はGigの後、素敵な出会いが待っていた。

私のGigは、他のGigより1時間早く始まる。
故に終了も少し早い。
まぁ、片付けだけなら、22時くらいには、すべて終えてしまう感じ。
だが、昨日は、次のGigの看板書きもあり、少し遅くなった。
さぁ、ゴミ出ししたら、帰りますかモードの時に、その出会いはやってきた。

私がゴミを持ってお店を出ようとした時、
ドアの向こうの人影がこちらを覗いている。

表の電気は全て消したし、看板も撤収していたので、
お隣のお客様かと思ったのですが、いやいや、確実に我がBitchesを覗いている。

ドアを開けると・・・「もう、おしまいですか・・・」と言う。
その男性の後ろに遠慮がちに女性がいる。
まぁ、お隣の客層って感じでもないから、うちだろうなぁと思いながらも
「え⁈うち・・・ですか?Bitches ですか?」と私は驚きを隠せなかった。
「あ、終わりなら、いいんです。」という。
いやいや、別に、わりと、うち、
終わりもないし始まりもないみたいな感じだし、
「前々から気になっていて・・・Bitches Brewが好きなんです。」
ん⁈
うちのこと前々から???
どういうこと?
訝しげな私に
「あ、僕、マイルスが好きなんです。」
あ〜そういうことね。。。
というわけで、ゴミ出しは後回しにして、どうぞどうぞということになった。

赤白それぞれにワインを飲みながら、
いや、めっぽうジャズに詳しい彼は、グラスを手にすることなく、
杉田さんの写真集を見ながら、
「お〜!」
「わぁ〜!」
「すげぇ〜!」
と叫び続けて、
ページをめくると現れる伝説のジャズメンたちについて、彼女に熱く解説をする。
杉田さんはニコニコとそれを眺めている。

とても幸せそうだった。

とにもかくにも、看板書きは後日にしましょう・・・となっていたら、
彼らは、誰もいなくなったBitches Brew を覗いて、帰ることになっていたはず。





出会いってやっぱり偶然が重なるんだなぁと思った。
偶然は必然というが、スーパームーンが夜空で輝いているその時に、
Bitches Brewで、素敵な出会いが生まれた。
もちろんBGMは、マイルスの『Bitches Brew』

自分自身の表現の時間。
そして、素敵な出会い。
Bitches Brewという場が全てを可能にしてくれている。
杉田誠一という存在があればこそのBitches Brew for hipsters only。

あらためて、とても大切な『場』であることを感じながら、
終電に滑り込みセーフだった私なのでした。