CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

『立合い』のこと

2018-07-10 07:43:01 | お相撲(スポーツ)のこと
名古屋場所、二日目が終わった。
昨年の名古屋場所二日目、私はつつさんから頂いたチケットを握りしめ
往復夜行バスという強行軍で、場所を堪能させていただいた。
チケットは今も目の前に飾ってある(^.^)

東2列13・・・相撲を、立合いを、目の前で観ることができた。

そう、相撲は『立合い』が一番大事。
だから、私は、姑息な立合いが嫌いだ。
とにかく、集中して、真っ向勝負・・・それが、相撲の醍醐味だ。

と私は思っている。

『相撲好きの歌唄い』なわけで、場所が始まっているので、書いておこう。
『立合い』のこと。

誰の・・・というと、昨日の正代の立合い。

全くなっていない。
相撲というのは自分より強い相手に勝たなければ上に行けない。
まぁ当たり前のこと。

正代は御嶽海のちょうど一年先輩にあたる。
四つ相撲の正代は、立合いで差し込まなければ相撲にならない。
相撲はうまいと思うのだが、まだ地力が足りない。
前頭筆頭関脇経験者に失礼かもしれないが、大関になるには『地力』が必要。
前に出る力をもっともっとつけないと・・・

正代が見習うべきは、横綱鶴竜の昨日の立合いだ。
横綱が、しっかり頭から当たっている。
身体は大きい方とは言えない横綱鶴竜は、
地味ではあるが相撲のうまさで横綱になった。
今場所も充実している。
楽をして勝てないのが相撲である。
引く癖が出なければ、今場所も充実した場所となるだろう。

話を戻そう。

正代、昨日は横綱白鵬との結び。

なんと、手付き不十分で立合い不成立。
不十分だったのは白鵬だ。
土俵上で行事に注意されるという横綱としては失態を演じた白鵬。
二度目の立合い。
反省というよりは、これでどうだと言わんばかりの同じ形の立合いをしてみせた。
らしい・・・といえば、らしい。
そして、正代・・・
立合いで完敗である。
前に出ることをしないばかりか、怖がっているかの如く上体が起きて、
横綱の圧力を胸で受けている・・・勝てるわけがない。
みんな白鵬の立合いを褒めていたが、そうではなく、正代がダメだったのだ。

なんどでも頭を下げて前に向かっていく貴景勝の相撲を観ればわかる。
相撲は前に・・・それに尽きる。
圧力を常に前に持っていかなければならない。
四つ相撲であれば、差し込んで、肩で相撲を取らなければ・・・
足を運ばなければ・・・

それくらい百も承知・・・と言われそうだが、
だったら、やらなくっちゃ・・・なのです。

それぞれの力士の型によって、楽しみ方も違ってくる。

正代は、立合いで鋭く前へ出て、差し込んで、四つで相手を組み止めて・・・
そのためには立合いである。
横綱にもビビらないでしっかり当たっていけるようにならないと・・・
逆に言うと、そうなったら、三役に定着し、さらに上を目指せるようになるのだろう。

昨日の結びと結び前・・・立合いを比べるには本当にいい二番が並んだ感じだった。

さて、阿武咲。
昨日も相手に圧力しっかりかけて、相手をよく見ていた。
勝って当たり前の番付・・・くらいに思って私は観ているのでほめはしない。
けど、悪くない。
ただ、さばく相撲を覚えなさんな・・・
どんな時でも、しっかり取るように・・・とそう思っている。

若山が黒星スタートとなった。
気負っていたかな・・・組まされてしまった。
久しぶりの幕下での勝ち越しをと強く思っているのだろう、ちょっと固かった。
ゴムまりのように柔らかい身体を活かして、若山らしい相撲を見せてくれること期待している。

いやいや、阿武松部屋の中で、一番気になるのが阿武松親方・・・(笑)
本当に真面目で実直で、マイクをもつと、その性格がさらに固さを増して・・・
あぁ、お願いです。
行司のみなさん、関取衆・・・どうぞ、取り直しにならない軍配と取り組みを・・・お願いします。
私は、今場所も力士たちのことと同じくらい阿武松親方のことが気になって仕方ない・・・

みなさん、阿武松親方の実直さ・・・どうぞ、見守ってやってくださいませ(^.^)
ほんとうに素敵な親方なのであります。

さぁ、暑い熱い名古屋場所。
千秋楽まで目が離せない。

それともう一つ・・・
ずっと前から、かわいくってしょうがなかった呼び出しさんが昨日の打ち出し太鼓。
お見事でした。
二年くらい前まで少年の顔だったのに、このところ、妙に大人びてきた。
最後に太鼓をたたく姿を観ることができた。
凛々しかったぁ・・・

もちろん利樹之丞の声も楽しみである。

相撲の楽しみ方は様々ある・・・なぁとつくづく思う。

さぁて、私も・・・自分のことしっかりがんばるぞぉ!


7月9日(月)のつぶやき

2018-07-10 06:35:05 | 日記