CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

日本という法治国家で・・・

2018-07-07 10:30:00 | 日記
昨日の朝、私は大きな不快感に包まれ、吐き気が生じた。

罪は罪である。
社会を震撼させた出来事であった。
被害者の苦しみは現存している。

しかし、死刑とは、人が人を殺す行為である。
そこには司法の判断がある。
が、つまりは、人が人を裁き、殺すのである。

リアルタイムでその状況を報道される。
合法的な『殺人』をリアルタイムで報道し続ける。

私の身体は、拒否反応を示し始め、
私は、テレビをシャットダウンした。
しばらく、息苦しかった。

正義とは、なんぞや!

被害に遭われた方達が持つ、気持ち・感情を
あたかも共有したかのように、
昨日の出来事を語ることなど、私にはできない。
『殺されて当然』な命など、どこにもない。

日本という国は、とても怖い国だと、改めて思った。

どこかの報道番組が、
『平成の事件は平成のうち決着したかったという検察の思い』などと報じていた。
それが事実であれば、とんでもないことである。
その判断基準になんの正義もないではないか!

自分自身の『正義』を常に疑うくらいでなければ、どこへ暴走するかわからない。
それは、ある意味、オウム真理教を生み出した心理と紙一重と行っても過言ではない。

と、思うのは、私だけなのだろうか。

昨日、2018年7月6日。
日本という法治国家で、大変なことが起きてしまった。
私には、そう思えてならないのだ。

7月6日(金)のつぶやき

2018-07-07 06:36:02 | 日記