風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

12-003 天理教本部訪問

2017-01-06 18:02:02 | この道の先に

風の谷通信No12-003

自分は天理教徒ではないが、教徒である知人に誘われて一日天理市の教会本部
の「おせち」に参加した。

天理教の死生観にいささかの興味があるのが基本的な理由ではあるが、その件
はさて置き。

まずは教団の力の大きさに圧倒された。これはある一つの仏教教団のエネルギー
とは比較にならない大きさである。建物大きさ、全体の構成の根本にあると思われ
る思想、参加しているボランティア(大人・高校生・大学生・語学院生その他)の
人数の多さ、組織的行動力の大きさや行き届いた統制、街の中心部を占める長さ
数キロメートルに及ぶ関係施設の建物、天理本通りを占める商店群、その他色々。
過去にいくつかの伝統仏教集団や新興仏教集団の活動を見たことがあるが、
それらとは異質である。

ところで今日の一日は冬の寒のさ中には想像できないような穏やかな日で、空気
は暖かく、空には文字通り一点の雲もなく、ホカホカとした冬であった。

おせちのオモチは実においしかった。すまし汁の味には感嘆した。添え物の水菜も
やわらかくておいしかった。どうしたらこんな味が出るのかと、知人と語り合ったほ
どである。

教団の行動原理や教理は知らないが、それは今日入手した書物でおいおい学ぶと
して、こういった組織が厳然として存在する限りはアベさんのバカミノクスは阻止さ
れるのではなかろうか、と期待する。道理で戦前にこの教団が抑圧されたはずだ。
これ
からの時代にはまさか宗教教団の抑圧はなかろう。まさか、この教団が戦争賛美
のおそれはないだろうナ。 


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