風の谷通信No.10-023
ヨルダンがイスラム国への空爆を開始しました。兵士たちが国王と処刑されたパイロットの写真を掲げて気勢を挙げています。いわゆる報復でしょう。アメリカが生んだ「イスラム国」がアメリカに盾突き、そこへアメリカが空爆して、それに呼応する「有志国」がアメリカと共に空爆する、という話です。なんとも理解がむずかしいです。アメリカにとっては「鬼子」のイスラム国です。
でも・・・空爆でテロ集団を壊滅できるでしょうか。結局はモグラたたきじゃないでしょうか。
巨泉さんが整理してくれた引用記事によると;
豊かな方では世界人口の1%の人が 48%の富を持っている
貧しい方から80%の人が 5.5%の富を分け合っている
その貧しい人の平均所有資産は US$3,851.-
豊かな人々の平均所有資産は US$2,700万.
その豊かな人たちのうちの20%が金融業と保険業に投資している ・・・・・のだそうです。
金融業と保険業というのはカネがカネを生む世界です。
換言すると、カネでカネ儲けする人たちが豊かである ・・・・・のだそうです。
これに異議を唱えているのが貧困層で、いわば非白人・非キリスト教徒・非高学歴者・特権に無関係な一般市民・なんてことでしょうか。上記の「豊かな人たち」「カネでカネを儲ける人たち」が富の独占を辞めて、均等配分に近い世界を作りだすしかなかろう・・・・・・・・・・・と。イヤ難しいです。力を握った連中が力を手放す筈はないですから。
もう一点、あの時のアベさんの行為について興味深い情報が流れていまして、アベさんと外務省とテレビ朝日の間でギクシャクしているそうです。文章が長くなるのであとは「あーしたまーたねー」。