映画に関する私の記事を楽しみにしてくださっている方々には申し訳ないのですが、今回を含め今週は頸椎症の記事が中心になると思います。あらかじめご了承ください。それでは「頸椎症になりまして。(3)」の続きを。
6. ブロック注射
MRIの結果からまずはブロック注射を試すことになったのですが、それは麻酔科の管轄になるとのことで、先生に別の病院(某ペインクリニック)への紹介状を書いてもらい、3月4日の午後、その病院へ行ってみました。病院に着いたのは16時前だったのですが、私は順番をどんどん後回しにされ、結局1時間以上も待って、やっと診察を受けたのは17時過ぎ。紹介状を読んだ先生は「頸椎症ですよね?」と私に確認した上で、「星状神経節ブロックを受ける方へ」という紙を基に、ブロック注射について説明をしてくれました。その紙に書かれていたことを少し引用すると・・・
・星状神経節とは第7頸椎のそばにあり、頭・顔・首・腕・上胸部などの血液の流れを調節している自律神経系の交感神経のセンター
・星状神経節ブロックとは星状神経節のそばに痛み止めの薬(局所麻酔薬)を注射することによって、交感神経の過剰な緊張を抑えることも目的とした治療法
・星状神経節ブロックを受けると、注射した側のまぶたが重くなり、目が赤くなる。注射した側の顔や手が暖かくなり、少しさらさらする。注射した側の鼻が少しつまる。
・・・などでした。そういった説明を受け、同意書にサインした上で、ベッドやいろいろな機器が置かれている処置室へ。見上げれば時計の見えるベッドにはタオルを重ねただけの低い小さい枕。そこに横になり、まずは首で注射する箇所の周辺の消毒。私自身はとにかく首に注射をされるということに恐怖を感じていたのですが、実際に注射されると、細い針を使っているのか、痛みはさほどありませんでした。先生は「はい、じゃあ、ここしっかり抑えてください」と私の右手を持ち、注射をした箇所を消毒液で湿った脱脂綿で抑えるよう指示。ほどなく先生から事前に説明を受けたとおり、私の顔は左半分だけ熱くなり、左腕の痛みも引いていくのを感じました。今度は「注射の効果が右側でも出せるよう機械を当てますね」と首の注射した箇所の反対側に黒い棒のようなものを押しあてられました。「はい、じゃあ、10分くらいそのままでお願いします」と言って、その場を去る先生。
上でも書いたとおり、左腕の痛みはすーっと引いたのですが、口の中は左の奥歯を麻酔した時のように、麻痺しているような感覚で、口は開けられるものの、若干開けづらかったです。また、左目も開けづらく、左の鼻の孔もつまっている感じで、おまけに左耳にも違和感。私は看護婦さんに「今日はお風呂に入ってもいいんですか?」と質問。「ちょっと先生に確認してみますね」とその場を離れる看護婦さん。3分くらい経った時、看護婦さんが来て「お風呂は大丈夫だそうです」と言って、私が手で抑えていた脱脂綿をはずし、また退室。さらに5分くらい経ってピーピー鳴っていた機械の音が速くなった時、また看護婦さんが現れ、黒い棒を首からはずし、言われたのが「もう、大丈夫ですよ。ゆっくり起きてください」。私は言われたとおりゆっくり起き、ゆっくり上着を羽織り、ゆっくり靴を履き、立ち上がりました。
先生から言われたとおり、体がふらふらしているのと、顔の左半分がぎこちないのとで、普通に歩くのとはかなり違いました。会計を済ませると、もらった処方箋を持って、近くの薬局へ。その時もまだ左目が開けづらくて、左目を手でほぼ隠した状態で、薬剤師さんから漢方薬や痛みどめの説明を受けました。その日はそのまま帰宅したのですが、1時間ほどで顔の左側、左目、左の鼻の孔の違和感はなくなり、逆に左腕の痛みと痺れが復活してきました。ただ、左耳はその後もずっとわずかに違和感がありました。
とりあえず、今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます。
6. ブロック注射
MRIの結果からまずはブロック注射を試すことになったのですが、それは麻酔科の管轄になるとのことで、先生に別の病院(某ペインクリニック)への紹介状を書いてもらい、3月4日の午後、その病院へ行ってみました。病院に着いたのは16時前だったのですが、私は順番をどんどん後回しにされ、結局1時間以上も待って、やっと診察を受けたのは17時過ぎ。紹介状を読んだ先生は「頸椎症ですよね?」と私に確認した上で、「星状神経節ブロックを受ける方へ」という紙を基に、ブロック注射について説明をしてくれました。その紙に書かれていたことを少し引用すると・・・
・星状神経節とは第7頸椎のそばにあり、頭・顔・首・腕・上胸部などの血液の流れを調節している自律神経系の交感神経のセンター
・星状神経節ブロックとは星状神経節のそばに痛み止めの薬(局所麻酔薬)を注射することによって、交感神経の過剰な緊張を抑えることも目的とした治療法
・星状神経節ブロックを受けると、注射した側のまぶたが重くなり、目が赤くなる。注射した側の顔や手が暖かくなり、少しさらさらする。注射した側の鼻が少しつまる。
・・・などでした。そういった説明を受け、同意書にサインした上で、ベッドやいろいろな機器が置かれている処置室へ。見上げれば時計の見えるベッドにはタオルを重ねただけの低い小さい枕。そこに横になり、まずは首で注射する箇所の周辺の消毒。私自身はとにかく首に注射をされるということに恐怖を感じていたのですが、実際に注射されると、細い針を使っているのか、痛みはさほどありませんでした。先生は「はい、じゃあ、ここしっかり抑えてください」と私の右手を持ち、注射をした箇所を消毒液で湿った脱脂綿で抑えるよう指示。ほどなく先生から事前に説明を受けたとおり、私の顔は左半分だけ熱くなり、左腕の痛みも引いていくのを感じました。今度は「注射の効果が右側でも出せるよう機械を当てますね」と首の注射した箇所の反対側に黒い棒のようなものを押しあてられました。「はい、じゃあ、10分くらいそのままでお願いします」と言って、その場を去る先生。
上でも書いたとおり、左腕の痛みはすーっと引いたのですが、口の中は左の奥歯を麻酔した時のように、麻痺しているような感覚で、口は開けられるものの、若干開けづらかったです。また、左目も開けづらく、左の鼻の孔もつまっている感じで、おまけに左耳にも違和感。私は看護婦さんに「今日はお風呂に入ってもいいんですか?」と質問。「ちょっと先生に確認してみますね」とその場を離れる看護婦さん。3分くらい経った時、看護婦さんが来て「お風呂は大丈夫だそうです」と言って、私が手で抑えていた脱脂綿をはずし、また退室。さらに5分くらい経ってピーピー鳴っていた機械の音が速くなった時、また看護婦さんが現れ、黒い棒を首からはずし、言われたのが「もう、大丈夫ですよ。ゆっくり起きてください」。私は言われたとおりゆっくり起き、ゆっくり上着を羽織り、ゆっくり靴を履き、立ち上がりました。
先生から言われたとおり、体がふらふらしているのと、顔の左半分がぎこちないのとで、普通に歩くのとはかなり違いました。会計を済ませると、もらった処方箋を持って、近くの薬局へ。その時もまだ左目が開けづらくて、左目を手でほぼ隠した状態で、薬剤師さんから漢方薬や痛みどめの説明を受けました。その日はそのまま帰宅したのですが、1時間ほどで顔の左側、左目、左の鼻の孔の違和感はなくなり、逆に左腕の痛みと痺れが復活してきました。ただ、左耳はその後もずっとわずかに違和感がありました。
とりあえず、今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます。