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初めてのヘブライ語 (3)

2013-04-18 13:02:28 | ヘブライ語
3日連続で「ブログのネタがない」と愚痴ってしまった私ですが、今日はきっちりネタを用意してあります。「初めてのヘブライ語」シリーズ3回目。今後しばらく木曜日の記事は「初めてのヘブライ語」シリーズになると思いますので、興味がない方は木曜日はスキップしてくださいませ。

というわけで昨日、ヘブライ語基礎・初級講座の第2回目に行ってきました。「初めてのヘブライ語 (1)」と「初めてのヘブライ語 (2)」でヘブライ文字が覚えられるかどうか不安な点についていろいろ書きましたが、「今頑張って覚えないとこれからの授業についていけなくなる!」と思い、1週間でなんとか活字体と筆記体の文字の両方を頭に詰め込みました。とにかく似ている字が多いので、まずは字を見分け、正しく発音できるよう、アルファベット順ではなくヘブライ文字のキーボード配列表を使って何度も練習。活字体が見分けられるようになったら、今度は活字体・筆記体ともにアルファベット順に1文字ずつ発音しながら何度も書いて練習。先週の授業で先生が書き方の練習をするためのプリントを配ってくれたので、繰り返し練習するためにそれをコピーして使いました。仕上げは活字体・筆記体ともにアルファベット順に正しく書けるか自分で何度もテスト。文字が頭に入ったら、今度はニクダー(ヘブライ文字の母音記号)を復習し、2度目の授業に臨みました。

今回行って驚いたのは生徒の数が2人増えたこと。ライバルはある程度いた方が良い刺激になります。授業でまず行われたのはアルファベットの復習。その後はテキストに書かれている簡単な単語の発音の練習。そのページにはヘブライ語だけでなく、ローマ字での発音方法、そして日本語で単語の意味も書かれていたのですが、面白かったのはその次のページ。ヘブライ語しか書かれておらず、ローマ字も日本語もなし。「単語の意味は?」と思ったのですが、声に出してみてその理由が判明。それらの単語は外来語で、発音できれば元の単語もわかるという仕組み。例えば「テー」と発音するヘブライ語の意味は「紅茶」、「ソダ」は「ソーダ」という具合。では突然ですが、ここでクイズです。ヘブライ語で「ディエタ」と発音する単語、これも外来語なのですが、元の単語がわかりますか? 私は自分がよくやっていることなのですぐにわかりました。答えは「ダイエット」。いろいろな外来語がある点は日本語に似ていて、親しみを感じした。

今度は先生がホワイトボードに書いた、日本に関連する単語を当てることに挑戦。実は私は2001年5月~6月にイスラエルを一人旅したことがあるのですが、「トヨタ」「ニッサン」などの単語は、私がただ読めなかっただけで、実は現地で何度も目にしていたのかもしれません。先生が板書する単語を一文字ずつ「ア…サ…ク…」と読んでいくわけですが、今まではまったく読めなかった字が読めるようになった喜びと興奮は、ここ数年(ひょっとしたら数十年かも)味わったことのない、本当に新鮮な体験でした。子供の頃、初めてひらがなを読めるようになった時ですら、こんなに嬉しくなかったのではないかと思います。現代の日本の識字率は100%に近く、ほとんどの人が「読み書きできて当たり前」という感覚だと思いますが、それだけに字を読めること・書けることの素晴らしさ、ありがたさが認識されていないという気もします。ヘブライ語を学び始めてあらためて、今まで教育を受けてこられたこと、そして今の日本にはやる気さえあれば様々なことを学ぶ機会があるのを本当にありがたく思いました。というわけで、みなさんも新しい何かを学んでみるのはいかがでしょうか?

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