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初めてのヘブライ語 (1)

2013-04-11 13:38:35 | ヘブライ語
4月8日、9日と「今週は頸椎症の記事が中心になります」と書きましたが、すみませんっ、今回は別のことを書かせていただきます。あっ、でも今日も映画に関する記事ではありません。映画の記事を楽しみにしてくださっている皆様、またまた申し訳ありません。

いやー、ついに、ついに始まりました、ヘブライ語基礎・初級講座! 私のブログやTwitterでのつぶやきを読んでくださっている方は私のことを「コイツは軽ーく外国語オタクで、ユダヤ人好きか?」と何となく察してくださっていたかもしれません。お見事、正解です! 外国語オタクで、ユダヤ人好きとなるとやっぱり勉強したくなるのはヘブライ語。ご存知の方も多いと思いますが、ヘブライ語は旧約聖書の原語です。どんな文字か興味がある方はヘブライ語でヘブライ語について説明しているWikipediaの記事をご覧ください。どうです? 正直、私が初めてこの文字を見た時はちょっと気持ち悪いと感じました。ちなみにヘブライ語の会話はこんな感じです。

あと、私が一番好きなヘブライ語の特徴は「復活した言語」であること。Wikipediaによるとヘブライ語は「紀元70年にユダヤ人の世界離散(ディアスポラ)が起こってからは、ユダヤ教における宗教儀式において使用されるほかは、ラディーノ語、イディッシュ語の中に痕跡を残すのみで一般的な話し言葉としては完全に使われなくなっていた」言葉で、それが20世紀に日常語として復活。さらに「一度日常語として使われなくなった古代語が再び復活して実際に話されるようになったのは、歴史上このヘブライ語だけである」とあります。これってめちゃくちゃかっこよくないですか?

というわけで、実は数年前から初心者用のヘブライ語講座を探していたのですが、今年になって職場からかなり近くの場所でヘブライ語講座が受講できることを知り、速攻申込みました! 普通だったら講座が始まる前に少しくらいは予習をするものなのかもしれませんが、私はあえて一切何もせず、レッスンが行われる場所にメールで指定された時間に向かいました。教室に入るとすでに着席している5人の男女。その部屋には学校にあるような机ではなく、会議用テーブルが並べられていました。受付を済ませ、テキストをもらい、おずおずと後方の席に着席。自分としては早めに行ったつもりでしたが、その後他の生徒が入ってくることはなく、私が一番最後に到着した生徒…orz。

授業が始まる19時前に先生が教室に来られ、まずは先生が自己紹介。そして、生徒の受講の目的が「いずれ古典ヘブライ語に挑戦するため」なのか「仕事等の事情で現代ヘブライ語を学ぶ必要があるから」なのかを挙手で確認。なんでも昔は前者が圧倒的に多かったそうなのですが、最近は後者を目的とする生徒さんも増えているとのこと。その後は講座そのものに関する説明があり、授業は録音OK、先生ご自身も授業を毎回録音するので、欠席した人は音声ファイルのダウンロードが可能、というありがたいお言葉。

そして、ついにヘブライ語のレッスンがスタート。まずはアレフベート(アルファベットのこと)からですが、その前にローマ字の「A」がどのような経緯で今の形になったかという非常に興味深いお話。みなさんは「A」の形が何に由来するかご存知ですか? なんと、「牛」の頭です! こちらにはローマ字の他の文字の説明もありますので、興味がある方はご覧ください。話はヘブライ語のアレフベートに戻り、先生はテキストに書かれたヘブライ文字を1つ1つ説明した上で何度も発音し、生徒にリピートさせました。ホワイトボードにはヘブライ文字の活字体と筆記体を板書。ヘブライ文字ってただでさえシンプルな上に、形が似ている文字が多すぎる! さらに活字体と筆記体の2つの書体が結構曲者で、筆記体の字体が活字体の字体と離れ過ぎていて、もうわけわからん! 今までひらがな、カタカナ、日本の漢字、ローマ字、中国の簡体字など数千の文字を覚えてきた私ですが、たかだか22個×2(活字体と筆記体)のヘブライ文字に早くも心が折れそうになりました。

ふー、長くなりましたが、とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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