ふだん、あまりジャズは聴かない。以前はすこし凝っていたことがあって、キース・ジャレットなんかは結構CDを持っているのですけどね。
先日書いたように、村上さんのところを読んでいるうちに、何となくジャズでも聴いてみようかな、という気分になって、週末タワレコを冷やかしてみた。
ちなみに、村上さんの本は確かに結構よく読むが、音楽の好みとかは僕とは一致していない。村上さんはキース・ジャレットがお好きではないらしくて、「まわりくどいピアノ・ソロ」などとねじまき鳥に書いていたりする。シューベルトのピアノ・ソナタの方がよほど回りくどいと思ったりするが・・。他方、僕は50年代の黄金期のジャズはそんなには好きではない。ただ、スタン・ゲッツは好きだな。
このCDは以前買ったナット・コールと同じレーベルの廉価版で、”ジャンゴ”と“フォンテッサ”、“コンコード”が収録されてお買い得だ。
僕にとってジャズは、なんとなく今頃の季節感、みたいな感覚があって、特にもわっとした深夜の空気に、ジャズっぽさを感じるという妙な体質だったりする。
そう言っては語弊があるが、ジャズってどこか現実離れした狂気みたいな雰囲気があって、それが今頃の季節にシンクロするような気がするんですね(我ながら暴論・)。
いまもぬるい空気の中で、MJQを聞いているのですが、涼しげでいいです。
つまんない感想ですみません・・。