ダウントニアンの間では数年前の製作開始報道のあったころから、何度も待望の声が上がっていた映画版「ダウントンアビー」ですが、いよいよ10日に公開され、早速見てきました。
この映画は、テレビシリーズのシーズン6、大団円に続くお話です。ただ、物語のメインは国王がダウントンを訪れる、という大イベントがテーマなので、テレビのエピソードや個々人の人物設定を知らなくてももちろん十分楽しむことができます。
事前にシーズン1から見返し・・たのはちょっと失敗で、全部見切れずに映画館に行ってしまう。。最初から直近のシーズン6を見ておけばよかった。メアリーやイーディスがだれと結婚して終わったのか、デイジーは誰とつき合っていたのか、色々複雑で、すっかり忘れてしまっていた。。
一応、ストーリーが始まる前にパットモアさんが主要人物の紹介をしてくれます。そのパットモアさん、MRS Patmoreとなっていて、たしか誰かと結婚したんだっけ??遺産を投資してホテルを作ったんだよな。。とにかく、もういちど録画したDVDをみかえしてみるわ(時間があったら)。
ともかく、ともかく、あのハイクレア城が画面いっぱいにドンと映し出され、執事になったバローやデイジーやアンナが出てくると、ああ懐かしいところに帰ってきた、という感を強く感じる。ホームドラマ+お仕事ドラマである本シリーズだが、もうトムやコーラやバイオレット様は自分の家族であり、あるいはベイツやモールズリーは自分の同僚という感じが、自分の頭の中でしているみたいだ。。
ここではこれ以上、ネタバレになることは書けないというか、書かないことにするが、そうするとあと言えることは、ロバートもイザベルもみんな、何ともいとおしく感じられるということ。大人たち、それも40、50代はもちろん70,80代?の人たちまで、不本意な現実に直面しては悩み、率直に言い合い、時には恋をしたり、昔の思い出を語り合ったりと、そういうところがこのドラマの真骨頂ですね。ああ、涙が出てくる。。