うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

めぐり逢えたら

2017年11月11日 | 映画

映画は1993年アメリカ。 DVD、CDは96年ごろの発売。

少し前に「ピアノ・レッスン」のことを書いたが、これもそれと同じころ、DVDの最初期の頃に買った。DVDのみならず、サウンドトラックのCDも買ってしまったところも同じである。

これ、軽妙なラブコメのストーリー仕立ても楽しいのだが、バックに流れる音楽がまたとても素敵で楽しいのだ。・・と書きながら、参照しようとCDを探したが見つからない。こんな狭い家なのに・・。

とにかく、ルイ・アームストロングの「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」が最高に似合う導入部、夜の帳の中で、まだ見ぬ相手を思いながらたたずむシーンでかかるナット・コールの「スターダスト」。ナット・コールさんの素敵な歌声に魅せられるようになったのは、この映画がきっかけだ。もう一人、ハリー・コニックJr.、この人はいかにもしゃれのめした感じで、カッコいいよねえ。

「ピアノ・レッスン」ともうひとつ共通しているのは、監督が女性であることだ。それはストーリーを見ていればすぐわかる。職場の会議で、女性同士盛り上がっていることに白ける男性社員、女友達同士、自宅でくつろぐシーンなど、男性視点ではなかなか描けないのではないかと思う。。運命の出会いにあこがれる、というテーマも、なかなか男性にはとらえにくいのではないか。。

もちろん、ストーリーそのものは男女関係なく楽しめる。ちょっと大人のラブトーリーというのはいいものだ。メグ・ライアンもトム・ハンクスもいい。サムは最愛の妻を失って、確かに辛いのだが、親戚や同僚も心配してくれているし、ジョナもお父さんを気にしていて、なんだかんだで幸せそうだ。アニーも、家族や同僚に恵まれた感じ。そのころも思ったのだが、そういう家庭的な感じは、日米で驚くほど違いがない。すんなりと、自分たちの身の回りに置き換えることができるのだ。

こうした映画はいまも作られているのだろうし、その世代世代ではまり込める映画というのは、今でもあるのだろう(「君の名は」を見た友人が、どうも楽しめずに僕は汚れているから、などと言っていたことを思い出すけど)。その辺は仕方ないというか、とにかく90年代の半ばごろは、僕もメグ・ライアンさんもトム・ハンクスさんと同じように「お年頃」だったわけで、それはシンクロしやすかった、ということはあると思う。

いまはもうお年頃ではないから、ラブコメを楽しめないかというと、そうでもないでしょうね。。とりあえず「マジソン郡の橋」のロバート・キンケイドさんは、あれはいくつぐらいの設定なんでしょうね。懐かしいなあ。。カーソンさんもヒューズさんと所帯を持ったし、ヴァイオレット様も昔の恋を思い出したりして・・。まあ話が千々に飛びますが。。

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