うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

庭掃除問題

2020年12月15日 | 日記・エッセイ・コラム
また家族のことが多少絡む話だが。。

実家の庭にある駐車スペースを貸してほしいと、ご近所の方が民生委員を通じて頼んできた。仕事の関係で週に数回日中だけ使いたいという。只で貸してもいいと思ったが払いますというので、気持ちだけと言って一応受けた。

ただの普通の家の駐車スペースだし、領収書も出していない(出さないでほしいと言われた)。お金も気持ちだけと思っていたのだが、先方はどうも気が済まなかったらしい。というか、とにかく親切のつもりだとは思うが、庭の雑草などを取ってくれるようになった。

はじめは駐車場の周りだけだったが、だんだんとその範囲が広がり、庭木などもかなり大胆に剪定するようになった。雑草は確かにひどく生えるのでありがたくはあるが、ちょっと戸惑いを感じたことも確かだ。

僕が玄関を掃除していると、気になるのか寄ってきてしきりと話しかけてくる。ここは自分の領分だという気持ちがあるんだろうか、と思ったりした(あまり長く話をするので、すっかり蚤に食われてしまった)。

先日、後半の駐車料を払いたいと電話がかかってきた。そして、奥の庭の方も掃除したが、ごみ袋が16個もできてしまったという。
慌てて実家に行ってみると、庭中徹底的に手入れされている。僕はこういうことがへたくそで、頑張っても本当に掃除したのかわからない程度にしかできない。これはまさにプロの仕事だ。しかし。。
庭師にこんなことを頼んだら、それこそ10万、20万の仕事になるはずだ。シルバー人材センターはそもそも予約しにくいが、数万円は確実に取るだろう。いくら何でもやり過ぎだ。頼んだわけでもないし、そもそも庭に入っていいとも言っていない。

手土産を持ってお宅を訪ねた。すいません、大変ありがたいのですが、もうこの辺で勘弁してください、などと変な謝りかたをしたが、どうも通じていないようだ。手土産にお金を入れたポチ袋をいれて、黙って渡した。

本人からも留守電が来ていたが、今夜は民生委員からも電話があり、どうか今回だけは(お金を渡すのはやめてくれ)などという。
もともとは空いている駐車場を貸しただけなのに、こんなややこしいことになるなんて馬鹿な話だ。可笑しいのは、誰もがすいません、今回はそこを何とか、などと謝っていることだ。

切れてはいかんと、自分を抑えたが、ここで折れるとまた同じことになると思い、もうこの話はこれでおしまい!と押し切ってしまった。
駐車場も、折を見て終わりにするつもりだ。
コメント (2)
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