うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

キイ・ハンター、と猫

2020年06月09日 | 昔のラジオ、テレビ
在宅勤務していますが、今日はどうもごたごたしております。。連絡がつかなかったり急に予定が入ったといわれたり。。
ちょっといがいがした気分。。

それはともかく。

ひじょうにふるいドラマ(50年以上前)です。

たまたま、北陸地方の失われた私鉄のことを調べていたら、キイ・ハンターで(その鉄道が)ロケに使われた、という記述があり、そこから色々手繰ってアマゾンに安いDVDが出ているのを見つけた。本来何枚組かのセットらしいのだが、ばらされて1枚だけで売られていた。1300円ぐらい。それで、例によってぽちってみました。

スパイサスペンス物の嚆矢となった作品かもしれませんが、設定は荒いものの、野暮ったいという感じはしない。当時なりにあか抜けた感じ。野宮真貴さんいうところの渋谷系という世界かしら。
割と直球勝負で。。これ観ていると、大河ドラマとかもそうですが時代が下るにしたがって無理に新味を付けようとあれこれ手を加えてしまい、それがドラマの賞味期限を短くしているのが良くわかりますね。

歴史の勉強になります。。

スイスやフランスから来た、という設定が良く出てくるが、海外渡航もまだ非常に珍しいものだったのでしょうね。。一般の人が海外旅行に行けるようになったのは、ドラマの始まる4年ほど前だったようです。海外旅行が爆発的にブームになる直前、人々の関心も高かったのでしょう。

とかいいながら、たぶんここ数か月の日本の海外渡航者(in/out)は、きっとそのころより少なかったりするんだろうね。。戻るのかねえ。。

沖縄ロケの回が収録されていましたが、当時沖縄はアメリカ施政下にあり、道路も右側通行でした。映像を見ていると日本車も結構走っていますが、当然左ハンドルですね。。主人公たちが乗っているのは主にアメリカ車のようですが、今ならレクサスぐらいのサイズでしょうか。割とおとなしいデザインの車がいくつか出てきますが、車種は僕には見当がつきませんでした。

日本車がいるということはある程度本土との経済交流があったのでしょうが、人の行き来(渡航にはパスポートに準じたものが必要だったようです)がどの程度あったのか、その辺もまだ勉強不足でわかりません。
沖縄のことは自分、まだ知らないことがたくさんあります。。

物語では前半ハイジャックが行われます。ハイジャックのこともちょっと調べてみましたが、盛んになるのはこの後70年代に入ってかららしいです。そもそも、定期航空便が盛んに運行されるようになったのはこの時期、まだ10年やそこらという感じだったわけで。今みたいな厳めしいセキュリティ・チェックはまだなかったようです。
 なにしろ、ドラマでは飛行中にビジネスマンらしき人がカバンから売りものの銃を取り出して、客に見せているみたいなシーンがあって・。現代人とは感覚がぜんぜんちがう。

諜報目的で宇宙ロケットが日本の砂漠(!?)に不時着するというエピソード、その発想自体に驚かされますが、宇宙飛行、東西冷戦というのが非常にトピカルな話題だったことがうかがい知れます。

という訳で?色々刺激を受けました。いろんな視点から現代史をみなおしてみたいとおもいます。。。
爆弾と知らないで放り投げて真っ黒けになる津川啓子と谷口ユミ。こういうのは今見ても笑える。


で、タイトル後半の「、と猫」ですが。

土曜日は夕方激しい雨でしたが、その間にもなんとなく近くで「みぃ、みぃ」言っている声は聞こえていました。。??と思っていたのですが、翌日、よく見かける三毛猫が、駐車場のリフトのところで盛んにニャーニャー言っているのに気づいた。。

「なんかあったの?」と聞くが、こちらを向くとすごく興奮しているので、そこはそのままに。

夕方になったら、誰かが通報してくれたらしい。やはりリフトの下に子猫が落っこちたらしいです。落ちたのか、自分で入っちゃったのかは不明ですが。

段々と人だかりがしてきて、マンションの人たちがみんな興味深そうに見ていた。最初の子が網ですくわれてくると、子供たちは大喜び。

黒いのと、白っぽいのと、きじとら系がいたらしいです。

家のことだから、写真掲げるのはあれですが、これならいいかな。またすみっこに潜り込もうとしている子猫。
その後この子たちがどこ行ったか、わからないんですけどね。。




コメント
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