帰りの電車に乗りこんで、好きな昭和史の本とか開くと、ほぉ~っとする。
あまり大声では言えないが、大した人生でもないのに、なんでこんなに大変な思いをするんかいなと、つくづく思ってしまう。。文字通り手に汗にぎったり、足の裏も汗が出てきて寒くなったりと。。でもそんなこと、この国を終戦に導いた人たちの苦労に比べれば。。
そんな毎日をすごしておりますが、気がつけば桜も散って、少し春らしくなってきましたね。。
月曜日はお休みをいただく。
午前中は建設中の墓の打ち合わせ。の、はずだったが担当者の方のご家族が急病で繰り延べに。色々あります。
午後は渋谷に出て、セミナーを聞く。
渋谷、先週も来たが、とにかく再開発工事がすごくて、なにがどうなっているのかさっぱりわからん。
まあ先週のほうが酷かった。今回は少しは勘がきいて、多少はどこを通ったらいいのか分かるようにはなった。
東急文化会館はさすがにあれだが、東急線の駅とデパートがなくなるとさすがに異次元の世界めいてくる。昔は山手線の改札を出たら右に行って東急の改札を横目で見て、階段を下りると右が歩道橋、左にデパートがあり、ワッフルだかベーグルだかのにおいをかぎながらすこし歩くと、バスを待つ人がたくさんいて、とい感じだったのだが。。
今も都01系統新橋行きは何台か待たないと乗れなかったりしているのだろうか。
まるっきり、別物の街になりつつあるわけだが、たしかにぜんぜん違うけどそこここに昔の面影が残っているあたりが何とも。。
昔東急線の駅があったあたりは今、高層ビルを建築中で、一部が完成している。通路には線路跡のようなオブジェを見ることができる。
もちろん、本当の廃線跡という訳ではない。
セミナーの講師は吉崎達彦氏だが、内容について触れて良いかわからないのでここではとても楽しんだ、と書く程度にとどめておく。
終了後、まだ日も高いので昔通った道(短期間だが。それに、消してしまいたい思い出ではあるのだが)を歩いてみる。
ここも、周りのビルがきれいになっていたり、お店の業態が変わっていたりするが、それなりに昔の面影は残っている。自分のいたオフィスのビルは、きれいに改装されて、おしゃれっぽいテナントが入っているようだった。
表参道に出て地下鉄に乗り、日本橋へ。皇室展を見る。
平日の夕方だが、たくさんの人が来ていた。平成の30年間のみならず、皇太子時代のご公務などを含めた展示となっている。
考えるまでもなく、昭和から平成へと変わったころは、このような企画展示は存在しなかった。そういう意味でも今回のご退位-新時代という流れは、理にかなったものといえるのかもしれない。
このあと、中央通りを京橋方向に歩いて銀座まで。山野楽器でCD買いました。
常磐津です。初めて。