レコーダーの整理をしようとして、買ってきたDVD-R(データ用とあった)に「ダウントン・アビー」をダビングしようとしたら、CPRMに準拠していないから駄目だといわれた。そんなこと、すっかり忘れていたわ。20枚も買ったのに・。それでくたびれてしまい、ふて寝していたら夜中になってしまう。。どうもまとめて疲れているようで、なかなか休日がまともに過ごせません。。
ので、別のことを書こうとしながら例によって軽い話題というか、忙しくて書きそびれた話題です。
グレツキの声楽曲集ですが、買ったのは6月の末ぐらいです。銀座山野楽器で買いました。
収録曲は;
・讃歌 Op.76
・ミゼレーレ Op.44
・聖母マリアの歌 Op.54
それぞれ1981年、2000年、1985年という、ごく近年の作曲である。書きながら作品番号と作曲年が合っていないような気がしてくるが、よくわからない。今見たら、あまりにも有名な交響曲第3番は1976年の作曲でOp.36であった。
それはともかく、声楽合唱のみで構成されたこのCDは、個人的には休日の朝などに聞いてみたい、祈りに満ちた音楽が連ねられいている。バッハのカンタータなどと違い、歌詞の意味を追いたいとは思わせない。うちにもナクソスの14世紀だかの古楽集のCDがあるが、比べるまでもなくグレツキは歴とした現代の作曲家であり、音楽には現代の息吹が込められている。時代のフィルターを経ていないぶん、この時代を生きるものとして、より音楽を通した「祈り」を純粋に感じさせるのはこちらのほうだ、と思ったりもする。
演奏は2012年。2010年に他界したグレツキの追悼盤とでもいうべきもの、とのこと。
ロスアンジェルス・マスター・コラール、グラント・ガーションの指揮。