うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

オリンパスPENシリーズの系譜

2013年05月21日 | マイクロフォーサーズ全般

新しいPEN, E-P5が出るので、安くなったP3を買っておこうかと店を回ってみたが、ちょっと踏ん切りがつかなかった。新品を買うなら今だが、日曜日に応対した某店の店員は、明白に新型か、OM-Dの方を売りたいのか、P3は良くないとでもいいたげで、買うに買えなかった

中古店も見てみたが、シリーズにはP1,P2もあり、P1などの価格はかなり安い。P2はやや割高なように思え、他方P3の価格はかなり下がっている。ちょっと、これまでのモデルのプロファイルをまとめてみた。

E-P1:2009年6月、突如レトロデザインで登場して衝撃のデビューを飾った、シリーズ初代モデルである。ホワイトとシルバー、レンズは17mmF2.8と初代の14-42mmの組み合わせ(レンズは当初はこの2本だけだった)で、価格は約10万円だった。ホワイトボディはとても新しく感じられた。シルバーのグリップは黒。

Untitled_2

E-P2: 2009年12月、まだP1が出て間もない時期に発表されて物議を醸した。旧型との一番の違いは、新開発のEVFが装着可能になったことだ。他は、画像処理機能の若干の追加や、ボディカラーの変更(黒ボディの初登場、シルバーのグリップは茶色に)。黒は、金属を染色したような、ちょっと独特の仕上がりだ。

これら2つのペンは、性能的にはほぼ同じである。

この後、2010年2月に発表されたE-PL1は、ローパスフィルターの見直しなど、多少の改善と、コストダウンが計られている。11月にはマイナーチェンジモデルE-PL1sが出た。キットレンズの改良のほか、多少の機能改善が図られた。更に11年1月には、フルチェンジされたE-PL2が登場、3型46万画素の液晶がつき、アクセサリーポートも充実。

同年6月には、「第3世代」E-P3が出た。ほぼ同時に発表されたE-PL3,E-PM1を総合して第3世代と称したようだ。どういう世代のとらえ方か、わからないが、E-P2までが第1世代、PL1,PL2が第2世代だろうか?

Ep3

E-P1は半年弱、E-P2は1年半ほどのモデルライフという事になる(1,2は一時併売はされていたが)。E-PL1はマイナーチェンジを含めほぼ1年、PL2は発売から5ヶ月ほどで後継機が発表になってしまった。販売は継続されたが、一時は破格の安値でたたき売られているのをよく見かけた。E-P3は一番長くて、2年のモデルライフを終えようとしてる。ただ、シリーズは違うとは言え、12年3月発売のE-M5,同年9月発表のE-PL5,E-PM2に性能面(主にセンサーと処理エンジン)では追い越された形となり、後半は市場でもそれほど目立つ存在ではなくなったようだ。

 

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