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ウリパパの日記

自由気ままに・・・

笠間城跡(佐白山)を散策 2015.7.18

2015-07-18 14:39:21 | 茨城県
佐白山は「お城山」とも呼ばれ市民に親しまれているそうです。佐白山頂に築かれたのが笠間城。鎌倉時代初期に笠間時朝(1203~1265)が築いてから明治の初めまで約650年間、歴代の笠間領主の居城となってきました。現在、外堀の跡や巨石で作られた石垣が残されています。山頂の天守閣跡には、佐志能(さしのう)神社があります。

今年のGWに訪れたツツジ公園は標高143m。佐白山はその南に位置して標高は182mと40mほど高くなっています。


佐白山麓の駐車場へ向かう途中、大きな石がありました。大黒石と呼ばれています。案内板から引用します。

「鎌倉時代の初めに佐白山の僧兵と七会の僧兵が争っていた。佐白山の僧兵は戦いに敗れ佐白山頂近くまで逃げ延び、山上にあった大黒石をころがした。七会の僧兵は大黒石の下敷きになり多くの死傷者がでた。佐白山の僧兵は危く難を逃れることができた。大黒石はそのときここまで転げ落ちて止まったという言い伝えがある」


駐車場に車を置き鬱蒼とした山道や階段を上っていきます。木々や階段にはコケがびっしり。足元は滑りやすく蚊が飛び交い小さなカエルもそこらじゅうでピョンピョン。なんとも不気味な雰囲気・・・後で調べてみたら心霊スポットとして知られているとか。


ようやく日当たりの良い本丸跡にやってきました。笠間城の案内板です。


山頂の佐志能神社へと向かいます。一本のヤマユリが咲いていました。

山頂付近は崩落の危険があるため立入禁止になっています。東日本大震災の影響でしょうか。自己責任で注意深く階段を登り、山頂の佐志能神社に到着。


まずは拝殿にお参り。


裏手にまわり本殿を見上げます。


瓦を重ねて土台にしてあります。後で調べてみたところ、天守の瓦を廃材として活用したそうです。


帰りに石倉を訪れてみました。神社の南側へ下っていくと、巨石がごろごろ転がっています。


ようやく展望が開けた場所がありました。天気が良いと霞ヶ浦方面が見えるそうです。


一方、足元には草花があまりみられなかったので、あちこちで飛び跳ねているカエルさんを紹介しておきます。


佐白山山頂は木々に覆われ見晴らしが悪かったので、帰りに展望のよいつつじ公園に立ち寄り休憩しました。正面に吾国山、その右奥に加波山を望みます。偶然、鳥の姿がカメラに写っていました。

時間はまだ9時30分。紳士服店の開店までまだ時間があるので、笠間稲荷を訪れました。


まずは拝殿にお参り。


本殿の彫刻はいつもながら見事でした。


最後に綺麗なお花畑を紹介しておきます。ズボンのすそ上げを待っている間に近くの公園を散策していたら偶然出会った風景です。


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