昨夜本州南岸に発生した低気圧が発達しながら東へ進んだため、今朝の関東地方は雪景色となりました。さいたま市で4cm、東京と横浜で1cmの積雪を観測しています。自宅の高尾周辺でも2~3cm積もりました。
今日は高尾山トクトクブックのピンバッチ交換の日だったのですが、この悪天候のため1週間延期となってしまいました。トクトクブックには雨天決行と記載されていたので、今日は午前休暇を取得。昨夜茨城県から自宅に戻ってきました。帰宅後に念のためネットで調べてみたところ、京王電鉄や高尾登山鉄道のHPに延期の案内が出ていたのです。雪の中を登ろうと張り切っていたので、なんだか拍子抜けです。2011年のピンバッチ交換(12スタンプ賞)の日には、前日に積もった20~30cmの雪をラッセルしながら登り、金バッチをゲットしたことがあります。当時はトクトクブックの存在はそれほど知られていなくて、現在のように1000人近くが並ぶこともありませんでした。さて、1週間延期となったのでどうしよう。来週金曜日は茨城県での在宅勤務なので土曜日の予定を変更して早朝から並ぶ予定です。しかし、まさかこの程度の雪の予想で延期になってしまうとは・・・
低気圧は東会場に抜け、高尾付近では7時には雪がやみました。しかし天気の回復は芳しくありません。せっかくの半日休暇を無駄にしたくないので、この春まだ見ていないハナネコノメを探しに高尾山6号路を琵琶滝付近まで散策してきました。
ケーブルに沿って6号路を歩くと梅の枝が折れていました。今回の雪の影響ではなく、2月上旬に降った15cmを越える重い雪によるものでしょう。
6号路の沢沿いもかなり倒木が目立ちます
沢に降りてハナネコノメを探します。見つけました。でもようやく数輪が咲き始めたところです。
2月は記録的な暖かさだったのに予想外に花が咲いていません。実は3月に入ってから昨日までの平均気温(八王子)は6.3℃で、2月の平均気温6.5℃より若干低いのです。3月は平年並みの陽気なのですが、植物にとっては寒の戻りと感じられるのかもしれません。
アングルを変えてもう1枚
残雪の中のハナネコノメの蕾
倒木が多く、足元を気にしながら花を探します
ニリンソウは蕾を閉じています
沢沿いは倒木が多く荒れています。水量はそれほど多くありませんが足元はグチャグチャ。倒木を避けて、踝まで水につかり上流へ歩きます。
川の中を歩いて群生地に到着。ここでも花は数えるほどしか咲いていません。
蕾も少なく、見頃はかなり先になりそうです。
再び6号路に戻り、琵琶滝を越えて先へ進むと残雪が多く、ハナネコノメは雪の中のようです。ここで引き返します。
帰りに清滝駅近くでキクザキイチゲの様子を見学。日が差してきましたが、気温が低いため蕾は開きそうにありません。
帰りはびしょびしょの靴を乾かしながら自宅まで歩いて戻ります。白梅の枝にとまっている鳥はジョウビタキ?
メジロがやってきました
花をついばんでいます
明日から梅まつりが開催される駒木野の関所梅林の様子を見てきました。満開のサンシュユの黄色が目立ち、梅は今一つです。
高尾駅南口の大光寺では枝垂れ桜の蕾が膨らんできました。
ピンク色の蕾が膨らんできました。15℃を越えるような暖かい日が数日続くと一気に開きそうです。気温が上がる来週末には開花しそうな勢いです。いったん後退した春は、すぐそこまでやってきています。
6号路の沢の降り口がわからなかったのですが、琵琶滝手前のポイントを見つけました。何度も訪れていますが、まだ知らないポイントはありそうです。
こちらのレポでは雪が沢山有りましたが、一日で溶けてしまったようです。
高尾山のレポ、参考になりました。
山頂近くのシュンランや蛇滝のハナネコノメも咲き始めたのですね。
6号路の沢の降り口は、のぞむさんも紹介している場所です。花数が増えましたね。
あそこから沢を登っていきます。今年は倒木で厳しい状況ですが。。。