
3月から4月にかけては毎日のように満開の桜を追いかけているため、写真が溜まってしまいます。記事の作成が追いつかずに、なかなかリアルタイムに掲載することができません。ブログの記事は自分にとっては3年後、5年後、あるいは10年後に振り返るための日記として記載しているために、それほど急ぐ必要もないのですが、記事を読んで頂いている読者の皆様に対して古新聞になってしまうのは失礼です。なるべく2日以内に紹介するよう努めています。
さて、昨日は早朝に茨城県を出発して高尾の自宅へ戻ってきました。予定されていた打合せが午後に変更されたため、午前中休暇を取得して、移動途中にあきる野市の桜を巡ってきました。まずは光厳寺のヤマザクラです。足利尊氏が創建した光厳寺にあるヤマザクラは、東京都の三大巨樹と言われ都の天然記念物にも指定されています。樹齢400年は下らず、都内のヤマザクラとしては一番大きな超巨樹です。
地元では「光厳寺の大桜」と呼ばれ親しまれているそうです。貫禄の姿です。幹周5.33m、枝張りは東西25m、南北18mあります。
南側から見上げます。
昨日はちょうど満開でした。9時30分過ぎから日差しも出てきて、お花見日和となりました。
天然記念物に指定されているヤマザクラは東斜面に4株。他の3株は、上に紹介した大桜の北側の杉の林に隣接して生育しています。
そのうちの2株です。こちらのヤマザクラも老木です。
光厳寺周辺のソメイヨシノも満開を迎えました。
山門を入り本堂へ向かいます。
本堂です。臨済宗建長寺派寺院の光巌寺は鷲峰山と号します。光巌寺は、東大寺の良弁僧正が当地に創建した富倉山慶雲寺を前身として、足利尊氏の命により、足利基氏が慶雲寺奥の院の地を改修して堂宇を整備、建武元年(1334)建長寺三十八世正宗広智禅師を開山に迎えたといわれています。
本堂の彫刻です。
光厳寺に続いて龍珠院へ向かいました。桜満開の龍珠院を紹介する前に、光厳寺を訪れる途中で立ち寄った広徳寺の様子を紹介しておきます。
広徳寺北側の枝垂れ桜です。境内の枝垂れ桜は既に終わってしまいました。少し遅かったようです。
総門脇には満開の桜。ソメイヨシノでしょう。
あきる野の小和田地区ではソメイヨシノが満開でした。
続いて龍珠院の桜を紹介します。
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