ウリパパの日記

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梅満開の水戸偕楽園 2022.3.16

2022-03-16 20:47:20 | 茨城県

関東地方では先週から一気に気温が上昇し、4月並みの暖かさが続いています。今日の茨城県は北東からの湿った風が入りやすく、すっきりとは晴れません。そのため最高気温は水戸で15.9℃、笠間で17.1℃と昨日より2~3℃低くなっています。それでも平年を上回る暖かさです。今日は在宅勤務。昼食前に長めの休憩を頂き、花粉全開の中、水戸偕楽園まで梅の花を見に行ってきました。1週間前に訪れたときは50%程度の開花状況でした。それから1週間が経過して、偕楽園のHP情報によると昨日の開花率は95%に達したようです。

 

友部から車で30分足らず。今日は好文橋近くの桜川駐車場に車を停めて、桜川沿いの梅林を眺めながら1.5km先の偕楽園に向かいます。まずは紅白の梅が綺麗な窈窕梅林。

 

猩々梅林では枝ぶりの良い紅白の梅が満開

 

ここだけでも十分に満足です

 

花追橋を渡り田鶴鳴梅林までくると好文亭がすぐ先に見えてきます

 

偕楽橋を渡り、先週と同じルートで仙奕台を登ります

 

入園料300円を払い、東門から偕楽園に入ります。先週よりも花の密度が濃くなりました

 

水戸の梅大使が素敵な笑顔で出迎えてくれました。ちょうど写真撮影中に前を失礼させていただきました。

 

好文亭前の柳川枝垂

 

薄紅色の一重咲き。先週と変わらず見頃が続いています。

 

見晴広場の高台から、歩いてきた田鶴鳴梅林と猩々梅林を見下ろします

 

好文亭を見上げます。天気も良さそうなので、久しぶりに好文亭からの眺めを楽しむことにします。

 

好文亭入口(料金所)近くの烈公梅。ここの梅は日当たりが悪いためか、花数が少なくあまり開花していません。

 

薄紅色の大輪一重咲き。花弁が1枚1枚離れて咲くのが特徴です。

 

好文亭中庭の枝垂れ梅が満開

 

好文亭の説明です。天保13年(1842年)、水戸藩第9台藩主徳川斉昭(烈公)により創建。昭和20年の空襲で全焼し、昭和30年から3年かけて再建されました。

 

内部には多くの部屋が並んでいます。この季節なので梅の間を紹介しておきます。

 

急な階段を上り、3階の楽寿楼に到着。南には田鶴鳴梅林と猩々梅林方面の眺望が広がります。

 

南東には田鶴鳴梅林と千波湖

 

千波湖の噴水をズーム

 

東側には満開の東西梅林を見下ろします。

 

見晴らしの良い好文亭の3階は楽寿楼と称されています。論語では楽は水を、寿は山を表し、山と水の見晴らしを楽しめる楼という意味のようです。

 

好文亭の入口近くでは紅色の御所紅が際立っていました

 

続いて、先週に続いて東西梅林を散策します

 

御成門近くの白難波は、まだ見頃が続いていました。

 

早咲きの白梅。先週に比べて終わった花が目立ってきました。

 

続いて虎の尾。先週に比べて開花が進み、見頃を迎えています。

 

ほぼ満開です

 

先週は固い蕾が多かった江南所無。開花時期は4月と遅咲きの紅梅です。この1週間の暖かさで開花が促進されたようです。

 

濃い紅色の大輪の花が開き始めています。徳川光圀の師であった中国の儒学者・朱舜水が日本にもたらした品種と言われているそうです。江南地方(中国)にこれ以上の梅は無いという意味で江南所無と名づけられたという説があるようです。

 

同じく先週は未開花の月影。こちらも一気に開花が進みました。

 

薄い黄緑色に見える一重咲きの白梅で、梅にしては花の輪郭がとてもはっきりしています。

先週、今週と水戸の6銘木を見ることができました。あまりのんびりしている時間が無いので、水戸の梅巡りは終了して駐車場へ戻ります。

 

平日にもかかわらず、大勢のお客さんが梅の花を楽しんでいます。

 

藤牡丹枝垂が満開です

 

東門近くから東西梅林を振り返ります

 

快楽橋を下り、田鶴鳴梅林から好文亭を見上げます

 

帰りに梅郷橋近くで珍しい梅の木を見つけました。紅梅の幹から白い梅が咲く枝が分かれています。

 

梅郷橋から歩いてきた窈窕梅林と遠くに偕楽園を遠望します。水戸芸術館のタワーも見えています。

 

偕楽園と水戸芸術館のタワーをズーム。このアングルで偕楽園を見るのは初めてです。

 

梅郷橋の南では梅品種見本園の準備中です。ここには花梅、実梅、枝垂れ梅が50音順に植栽されているそうです。偕楽園や弘道館にかつて植栽されていた梅品種を中心にPPVに汚染されていないことを確認して穂木を収集し、台木は偕楽園の苗畑でウメ種子を採種して作り、前述の穂木を台木に接ぎ木してウメ苗木を作り育成した後に、ここに移植したと説明にありました。かつて青梅の梅林を全滅させたPPV(ウメ輪紋ウイルス)には細心の注意を払う必要があります。見本園は準備中で立入できませんが、千波湖からやってきた白鳥?が中で休憩中??でした。どうみても本物です。

水戸偕楽園の梅は今週末までは見頃が続きそうです。明日夜から明後日にかけて低気圧が発達して日本付近を通過するため、日脚ぶりに風雨が強まりそうです。早咲きの梅は散ってしまうかもしれません。

 

参考までに、先週水曜日(3月9日)に訪れた偕楽園の様子を紹介しておきます。

水戸偕楽園は見頃までもう少し 2022.3.9 - ウリパパの日記

 


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2 コメント

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お久しぶりです。 (油屋種吉)
2022-03-16 21:06:21
こんばんは。ごぶさたしています。お元気ですか。
すばらしい画像拝見させていただきました。
この四五日で一気に春めきましたね。こちらも梅にうぐいすといったところです。
 あなたに昨年教えていただいた栃木市の星野、セツブンソウを初めて見学に行きました。
白い小さな花なんですね。
思わず手に取って眺めたことです。
春を告げる花 (uripapa)
2022-03-17 21:23:59
油屋種吉さん
お久しぶりです。セツブンソウを見に行かれたのですね。
花言葉は、微笑み、光輝、気品。しかし、この可憐な花は毒をもっているそうです。

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