ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日光白根山に登る(3) 2016.6.4

2016-06-06 22:49:37 | 山登り
山頂で1時間ほど休憩した後、ロープウエイ山頂駅へ向けて出発です。


男体山方面には相変わらず積雲が湧いていますが、白根山まで広がってくる気配はありません。天気はゆっくりと下り坂。上空には徐々に薄雲が広がり、きれいなハロを見ることができました。


山頂から見る五色沼はエメラルドグリーンの神秘的な色をしています。当初、五色沼方面へ下ろうかとも考えていましたが、一時間ほど遠回りになりそうなのでパスすることにしました。


弥陀ヶ池までの下りは岩場の連続。浮石が多く足元に注意しながら慎重に歩みます。一息ついて空を見上げると、青空に美しい巻雲が広がり、刻々と変化していきます。梅雨時というか秋の気配すら感じます。


40分ほどで弥陀ヶ池に到着。こちらも神秘的な池です。池の周囲は若干ぬかるみ、雨不足のため水位が下がっている様子でした。池の西側の木道を直進すると菅沼登山口へ下ることができます。


池の近くで見かけたツガザクラ。早くも一輪開花していました。パンフレットには7月に咲く花と紹介されていました。季節の歩みが随分と早いようです。


ショウジョウバカマです。近くではイワカガミもちらほら咲き始めていました。

帰りは座禅山ルートを下ることにしました。


日当たりの良い尾根道で見かけた可憐な白い花です。帰って調べた結果、ミツバオウレンではないかと思います(違っていたらご指摘ください)。花びらが5枚と4枚の花が並んで咲いていました。


樹林帯ではコミヤマカタバミの花を多く見かけましたが、座禅山ルートではピンク色の花が咲いていました。


史跡散策コースで見かけたシロバナエンレイソウです。


歩いたすべてのルートで一番多く見かけた葉です。このように群生している場所も数多くありました。


ここから花芽が出てくるのでしょうか。帰宅後調べたところ、カニコウモリであることが判明しました。


自然散策コースで偶然見かけた幹です。象さんの形に似ているなと思って近寄ってみると、皆さん同じことを考えるみたいで、牙や口は誰かが幹に傷つけた跡のようでした(笑)。

今回の登山では昨年の10月とほぼ同じコースを歩きました。登りは極めて順調でハイペース、岩場の下りで足がガクガクになり、最後の散策路の登りで突然右足太ももの付け根がつってダウン(数分休憩)というパターンは前回と全く同じでした(笑)。情けないですね。前回の悪夢があるのでロックガーデンへ向けて最後の登るルートを少し変更したのですが、効果ありませんでした。


ロックガーデンでは早くもコマクサが咲いていました。


こちらは白いコマクサ。


最後に白根山をバックにもう一枚。例年であればロックガーデンのシラネアオイが見頃を迎える時期なのですが、今年は成長が早く終わってしまいました。

白根山からの帰路は沼田から関越道経由で戻ってきました。途中、片品村にある花咲の湯で一時間ほどくつろいできました。新緑の山々や草花を見ながらの露天風呂は最高のひと時でした。

次回は、今年の秋の初めにでも苗場山に登ってみようと話しています。
コメント (2)
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