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ウラグ 気の向くまま更新してます

ウラシマ読書部22 「カエルの楽園」な ハナシ

2018年06月28日 | ミッチャンの読書

今回は少し長めですが、ご容赦ください 

 

百田尚樹さんの「カエルの楽園」を読みました

2016年2月の作品です 

最近ですね

 

百田尚樹さんと言えば

戦争やボクシングや多重人格など

テーマがはっきりしている作品が多い中で

これはタイトルが「カエル」

ほのぼのとした作品なのかなと思い、読んでみたら

さすが、百田尚樹さん

全然そうじゃなかったです 

 

主人公はアマガエルのソクラテスです

 

アマガエルは、身体が小さいため

他の動物だけでなく、大型のカエル(ウシガエルなど)にも

食べられてしまうんですね

 

ソクラテスは

自分達の住んでいる沼が

常に外敵の襲来に晒されていながら

周りのカエルたちがしょうがないとあきらめていることが不満で

新たなる楽園を探して仲間と旅に出ます

 

旅の途中、カラスやイワナやモズの襲来に

大半の仲間を失いながら

ようやく、ツチガエルが住む高台にたどり着きます

 

ツチガエルが住むナパージュといわれるこの地は

なぜか外敵が攻めてきません

すぐそばに、ツチガエルの天敵ウシガエルが住んでいるのにです

 

不思議に思ったソクラテスは

その理由を聞いて回ってみました

 

ツチガエルたちは

自分たちが住んでいる地が平和なのは

「三戒」と呼ばれる戒めがあるからだと信じています

「カエルを信じろ」「カエルと争うな」「争うための力を持つな」

つまり、三戒さえ唱えていれば

あとは何もしなくていい

三戒を守ることこそがすべてだと言うのです

 

そして、ツチガエルたちは「謝りソング」と呼ばれる唄を常に歌い

ひ弱な自分たちが、

過去どんなに残虐なことをしていたかを唱えることで

自分たちを常に反省しています

 

そして、外敵が攻めて来てどんな生命の危機に晒されても

「話し合いで解決できる」と信じこんでいます

 

ところが実はウシガエルが攻めてこないのは

スチームボードと言う名の巨大なワシが

ツチガエルを守っていたからなんです

 

ツチガエルと巨大ワシは、

以前戦い合ったこともありましたが

戦いが終わったあとは友好関係になり

巨大ワシがツチガエルに三戒を教え込ませ

以降は、巨大ワシの好意でツチガエルを守っています

 

ところが、ある日

それまですぐそばの沼に住んでいながら

決してツチガエルの地に攻めてこなかった外敵ウシガエルが、

突如ツチガエルの住むナパージュに顔を出すようになりました

 

最初は、一匹だけでしたが

そのうち顔を出す数が増えてきます

 

身の危険を感じながらも

「ウシガエルは攻めに来たんじゃない

 たまたま顔を出しただけで すぐに帰るに決まってる」

と信じきっています

 

しかし、ウシガエルは一向に帰る気配がありません

さすがに

「このまま居座ったらどうするんだ」

と一部から声が上がりますが

「な~に、帰るまでじっと待てばいいんだ

 仮に、帰らなかったらその土地はウシガエルにあげればいいんだ」

と、ウシガエルに「出ていってくれ」と言いません

 

中には身の危険を感じるカエルもいますが

「ワレワレが食べられるわけがない

 ツチガエルは悪いカエルではないし、

 ワレワレには、三戒があるから

 それだけで平和は担保されるのだ」

との声を信じきっています

 

しかし、少しずつツチガエルが食べられ始めます

「食べられたのは偶然だ

 たまたま数匹のツチガエルがそうしただけで

 すべてのツチガエルを悪いと見るのは

 かえって相手を刺激してしまうだけだ

 ここでワレワレが反撃すれば

 相手からもっと攻められるぞ」

と相変わらずです

 

とはいえ、一部のツチガエルたちは

巨大ワシのスチームボートに守ってくれと依頼します

スチームボードは

「守るのはいいが、君たちも一緒に戦ってくれるか?」

と問いかけますが

ツチガエルたちは、

「一緒に戦うことは三戒に反するから

 スチームボード(ワシ)だけで戦ってくれ」と答えます

ツチガエルを守るためなのにです

 

あきれた巨大ワシのスチームボードは

ナパージュを去ってしまいます

 

そうなると、ウシガエルは怖いもの無しで

ツチガエルの住む地にどんどん入り込んで

ツチガエルをどんどん食べ始めて

最終的には、ナパージュはウシガエルに支配され

ほとんどのツチガエルは食べられてしまいました

 

どこかの国の置かれている状況と全く同じですね 

さすが百田さん、痛烈だわ 

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ウラシマ読書部21 「銀行総務特命」 な ハナシ

2018年06月26日 | ミッチャンの読書

池井戸潤さんの「銀行総務特命」を読みました

2011年11月初刷ですが

借りたのは2014年3月の第23刷 

てことは増刷増刷なんでしょうね

やっぱり人気作家は違います 

 

さて、このお話は

帝都銀行総務部特命担当の主人公指宿修平が

銀行内のさまざまなトラブルを解決していくという

短編ものの話が8つ収まっています

 

情報漏洩、横領、女子行員のAV出演、誘拐、

ストーカー、癒着、社内抗争

 

長編ものもいいけど

短編ものもたまにはいいですね 

 

どのハナシにもリアリティがあって

情景がすっと想像できて

ストーリーに入りやすいです

さすが、元銀行員の池井戸潤さんだけありますね  

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額田でラウンドした ハナシ

2018年06月24日 | ウラグ 2018

会社の送別コンペで

一ヶ月ぶりのゴルフに、額田でラウンドしてきました

ゴルフに行くのは、エクシブ以来です

っていうかクラブ握るのも一ヶ月ぶり 

 

今までは、ラウンドする前は

日数はともかく練習場に通って

少しずつ調子をあげてたのが

今回は仕事もプライベートもいそがしくて

ラウンド当日までとうとう一回も練習せずじまいでした

こんなことは初めて 

ゴルフ場で、朝ワンコイン打ってそれだけです

 

「まあ、悪くて110、良ければ95くらいかな」と宣言してスタート 

 

後半まあまあの雨に降られました(三年ぶり?)が

落ち着いて回れました 

 

スコアは51.45=96

今回は100打たなかっただけで、上出来でした

 

またしばらくはラウンドの予定はありませんが

今年は、回数を減らそうと思ってるので

いい感じの頃合い加減です 

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送別会がピークな ハナシ

2018年06月21日 | ウラグ 2018

7月1日付けで、会社全体に大きな動きがあり

6月で会社を辞めるひと、7月から異動になるひとが多々あり

いま送別会が超ピークです 

 

今週は、月、火、水、金が送別会

土曜は送別ゴルフ

来週も、月、水、木、金と送別会 

 

勤め先が名古屋になって

仕事の交流範囲が広くなったので

その分お付き合いの範囲も広くなってます

 

しかも、送る相手がほぼ全て先輩なので

出なきゃ なんです

 

身体を大事にしないと 

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御園座の風景 なハナシ

2018年06月21日 | ウラグ 2018

会社近くの「御園座」がリニューアルオープンしたのが今年4月

 

オープン当初から、

キレイに着物を着飾った上品な「おば様方」が

夕方になると観劇で賑わってたのが

今月はちと少し風景が変わってます

若い女性ばかりです

 

それもそのはず

今月(6月)は、滝沢歌舞伎!

タッキー主役にV6の三宅健も

チケットは発売即日完売

 

どおりで 

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送別会 なハナシ

2018年06月19日 | ウラグ 2018

昨日は、会社の送別会でした 

 

名古屋伏見の「坐坐」さん

 

キリンの「名古屋づくり」

初めて見た

ガマには無いのかな 

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東京見聞録109 堀切菖蒲園 なハナシ

2018年06月16日 | 13_東京見聞録

さて、今回の東京最後は堀切菖蒲園駅へ 

駅の名前が示す通り、堀切菖蒲園がお目当てです

 

昨日の夜、「そういえば菖蒲って今頃が見頃だよな」と思い立ち、

急きょ行くことにしたのですが

 

着いてみたら

菖蒲の見頃は6月上旬から中旬までで

菖蒲祭りも6月1日から20日までだったので

ほんとちょうどバッチリのタイミングでした

 

堀切菖蒲園は駅から歩いて10分近く

駅名がそのままの割りには意外と距離あります

 

着きました

見学の人で、賑わってます

入園料は無料

 

堀切菖蒲園は今年の3月にリニューアルオープンしたばかり

ほんと、タイミングに恵まれました

 

 

堀切菖蒲園は葛飾区の管理だそうです

 

東京の庭園結構行ったけど

立派な庭園がたくさんあって

都や区の管理だから、管理費用大変だろうね

 

東京は人口が多いから

ひとり当たりの(税金)負担はなんとかなるんだろうけど

 

地方だったら大変だ 

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東京見聞録108 江戸両国NOREN  なハナシ

2018年06月16日 | 13_東京見聞録

さて、お目当ての旧安田庭園も見れたし

 

両国国技館をチラ見して

もう両国で見落としてるとこは無いよなと思いながら

「行きたい先リスト」を見直してたら

一ヶ所見落としてました

 

江戸両国NOREN 

 

ここは、江戸を代表する食事のお店を集めています 

 

日本そば、深川めし、もんじゃ、江戸前寿司、

築地市場、天ぷら、角打ち酒、

そして、ここにも ちゃんこ霧島 

ちゃんこ霧島おそるべし 

 

両国だけに、土俵があります

呼び出しさんが本物と同じように作ったんだって

サイズから材質まで

 

近くに寄ってみて初めてわかったことは

土俵に結構な高さがあるということ

60cmくらいあるんじゃないかな

 

取り組みでは土俵下までなだれ落ちるのをよく見るので

危ないんじゃないかなと思ったんだけど

一説には、高さがあるので落ちるまでに受け身を取れるから

安全だというハナシもあります

それでも素人目には怖いよね

 

あと、土俵にあがるステップ(段)を

相撲では踏み俵と言いますが 

東口、西口、向正面は3つあるのに

正面だけは1つしかない

相撲観戦歴45年以上だけど、これも知りませんでした

 

駅のすぐ横だから、アクセスもよくて

観光客にはうってつけだね 

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東京見聞録107 旧安田庭園 なハナシ

2018年06月16日 | 13_東京見聞録

ちゃんこ鍋で満足したあとは

前回の両国で行きそびれた場所へ

 

旧安田庭園です

ここも行きたかったところです

 

旧安田庭園は

もともと元禄年間に

徳川第五代将軍綱吉の生母の実弟(つまり叔父さん)である

常陸笠間藩主である本庄因幡守宗資の下屋敷として

庭園を作ったのが始まりで

それからはさんで

安田財閥創始者安田善次郎の所有となりましたが

安田善次郎逝去にともない東京都に寄贈されたので

「旧安田庭園」と命名されました

 

入場料は無料です 

 

おお~っ! すっごくいいね 

 

うん、いい

この池は昔は

水門から海水を引き込んで

潮の満ち引きによる風景の違いを見せる

嗜好をしてたそうですが

いまはできないようにしたんだって

 

東京スカイツリーが奥に見えますね

 

庭園人気ランクはそんなに高くなかったので

あまり期待してなかったですが

なんのなんの素晴らしい庭園でした

 

旧安田庭園の横には

刀剣博物館がありました

拝観しようかなと思ったけど

入館料1000円だったのでやめときました 

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東京見聞録106 やっぱり相撲茶屋寺尾 なハナシ

2018年06月16日 | 13_東京見聞録

上野のアメ横でちょっとした買い物を済ませて

お昼ごはんを食べに両国へ移動 

 

二度目の両国です

ちゃんこ鍋が食べたくて再びここへ来ました 

 

前回は相撲茶屋寺尾だったんで

今回はちゃんこ霧島にしようと、いざお店へ

 

さて、着きました

 

元大関霧島

当時は井筒部屋所属で

「ヘラクレス」と言われた均整の取れた身体と

甘いマスクで女性客に大人気でした

現在は陸奥(みちのく)部屋の親方として

弟子の育成に携わっています

 

ビルは、全階霧島さんのお店です

それもすごいね

なかなか儲かってますね

 

さて、メニューはというと

ちゃんこ鍋が3000円から

かなり高めの料金設定です 

ビールも飲みたかったので、5000円近くいくし

ちょっと辛いなぁと思い

 

結局、前回の「相撲茶屋寺尾」へ 

ここなら、値段も安心です

 

そぉそぉ、コレコレ

前回来たときとまったく変わってない

当たり前か 

 

前回しょうゆだったんで

今回はミソをオーダー

 

美味しそうですネ

コレで雑炊ついてランチタイムは1200円

安心安定の価格ですね

 

食べてみると、いわしのつみれから

だしがとっても出ています

前回のしょうゆとも違い、これも美味しいです 

 

選べるシメは今回も雑炊をチョイス

だしを余すことなく頂きました 

 

ランチに生中二杯で、締めて2592円

まあお昼はいいとここのぐらいだよね 

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