東京に来てから
一度は観にいきたかったもののひとつ
箱根駅伝予選会です
箱根駅伝の本大会もぜひ観たいのですが
正月は帰省しているので
なかなか観る機会がありません
せめて、予選会だけでもと思っていましたが
コロナで無観客開催やら
三谷祭本番と日にちが重なるやらで
機会を逸してしましたが
今回、初めて観る機会に恵まれました (^o^)
会場は、立川陸上自衛隊駐屯地をスタートに
隣接する昭和記念公園へのハーフコース
西立川駅を降りると、すごい人の数 !
さすが、箱根駅伝の人気はすごいです ♪
出場は43校
最多優勝を誇る中央(14)、
※( )は優勝回数
優勝経験のある日大(12)、順天堂(11)、日体大(10)、
明治(7)、山梨学院(3)、神奈川(2)、東海(1)、
亜細亜(1)、専修(1)、慶応(1)、筑波(1)
本選でお馴染みの国士舘、中央学院、立教、東農大、
新興勢力の駿河台、東国大、拓殖、上武
これは神奈川大学の幟だね
さて、どこが予選通過するか?
今日の予選会は
ハーフマラソンコースを
1チーム10-12名で走り、
各校上位10名の合計タイムにより、
本選に進める10校を決定します
33校がふるい落とされる厳しいレースです
1チーム12人として、43校だから
500人以上が箱根駅伝を目指して
一斉に走ります
9:35スタート
スタート地点は陸上自衛隊敷地内で
関係者しか入れないので、
後半の昭和記念公園エリアで待機
18キロ地点で待つことにしました
緩やかに直線が続く、
終盤の踏ん張りどころです
いい位置だ
スタートして、52分ちょっと
先頭集団がやって来ました
予想通り、先頭集団は
アフリカの留学生
前が山梨学院、後ろが日大
トップランナーの走りを観るといつも思うのが
そんなに速く走ってるように見えないんだけど
あっという間に通りすぎていきます
ストライドが圧倒的に広いんだね
計算すると,キロ2分55秒ペース
速(はや)~っ (゜ロ゜;
専修に
駿河台
徳本監督のところだ、頑張れ~
ここらへん、外国人留学生が続きます
おっ、
日本人先頭は、中央学院大学の吉田くん
かなり先頭の方で、外国人留学生に負けずに競っています
がんばれ~ !!
あとは、団子状態
みんな頑張れ~!
終盤でいちばんキツイところですが
みんな苦しそうな表情を浮かべながらも
歯を食いしばって最後の力を振り絞って走っています
ひとりひとりの一秒が箱根に行けるかに影響するのを
みんな、わかっているからですね
この日にかけてきた選手の気持ちを考えると
観ててめちゃ泣けてきた (ToT)
頑張れ~!
ファイト~!
ラスト~!
出し尽くせ~!
応援団もスゴい盛り上がり ♪
チームメイト、母校、家族の応援でしょうか
東京マラソン観に行ったときは、
これほど盛り上がっていなかったです
やっぱり、箱根人気はスゴいわ
スタート時の気温が23.2度
ゴールするときは、26度超えと
レースするには、
ベリーハードなコンディション
あとで、聞いたら
東海大の外国人留学生が
ゴール10メートル前でリタイアという
残酷な悲劇がありました
熱中症のようです
前に、全日本学生ハーフ選手権見に来たときも
目の前でひとり倒れてリタイアしてたからなぁ
選手は本当に100パーセント以上の体力を絞り出すんだね
そして、結果発表
箱根駅伝は、
東京箱根間往復大学駅伝競争が正式名称です
その箱根に出れる10校が、順位の良い順から呼ばれます
これリアタイで観たかったんだよね (^o^)
「 第一位 ・・・・・ 立教大学
10時間52分36秒 」
おおっ、立教がトップ通過だ
よく頑張った!
でも、( 失礼ながら ) 正直、意外でした
この・・・・・の空白が、会場を盛り上げるんだよね (^o^)
「 第二位 ・・・・・ 専修大学
10時間53分39秒 」
これまた、いい意味で意外 (^o^)
「 第三位 ・・・・・ 山梨学院大学
10時間54分06秒」
まあまあ、そうだろうな
「 第四位 ・・・・・ 日本体育大学
10時間55分58秒 」
順当だね
「 第五位 ・・・・・ 中央学院大学
10時間56分01秒 」
おおっ、フラッシュイエローよく頑張った ♪
「 第六位 ・・・・・ 中央大学
10時間56分03秒 」
最多出場を誇る伝統校だけに、もう少し上位かと思ったよ
メンバーも納得していないでしょう
会場の見た目の印象では、いちばん応援するひとが多かったです
「 第七位 ・・・・・ 日本大学
10時間56分53秒 」
留学生速かったしな
あと三校だ
まだ名前の出ていないのはどこだ?
頭のなかで、ぐるぐる思い起こします
えっと、出ていないのは
明治、亜細亜、神奈川、駿河台、拓殖、上武、国士舘、、、
あっ、東海も出ていない
あとは、
ああっ、順天堂が出てないぞ、こりゃえらいこっちゃ
「 第八位 ・・・・・ 東京国際大学
10時間58分53秒 」
最近力つけているよね
「 第九位 ・・・・・ 神奈川大学
10時間59分12秒 」
会社の同僚の母校です
良かった♪ 良かった♪
さあ、最後の一校だ
「 第十位 ・・・・・ ・・・・・
・・・・・ ・・・・・ 」
えらく、引っ張るな (^^;
どこだ?
会場にいる全員が息を飲んで発表を待ちます
「 順天堂大学! 」
おおっ、伝統校が最後に滑り込んだ
「 11時間01分25秒 」
これで10校が決まりました
「 第11位 ・・・・・ 」
えっ、まだ発表あるんだ
「 東京農業大学! 」
残念、大根踊りを本選で観たかったな
「 11時間01分26秒 」
会場中が大騒然 (゜ロ゜)
それもそのはず、
10位の順天堂とは、「1秒差」です
もう一度言います、「1秒差」です
ハーフ21.0975kmを
10人が走った合計タイム約11時間の差が、
「たったの1秒」!
史上稀にみる僅差決着だそうです
その差が、箱根駅伝に
「出れる」「出れない」を分けました
何て残酷なことでしょう
最終結果です
明治、国士舘、東海が予選敗退です
レースあとに、
選手が応援してくれた父兄に挨拶します
一秒に泣いた東農大、とっても悔しいね
来年雪辱を果たそう
こちらは、一秒差で救われた順天堂大学
お礼言う応援団スペースが
皮肉にも、順天堂と東農大が隣り合わせ
運命のいたずらもここまでしなくてもいいのに
11月3日には、全日本大学駅伝が
熱田神宮~伊勢神宮間で行われます
今日の予選会に出場した
中央、東京国際、東海、日体大、立教、神奈川は、
二週間しか間隔がありません
大変だ (^^;
箱根に出れない東海は
どういう心境で全日本走るんだろうか・・・
選手が夢見て一年間努力して挑んだ
箱根へのレースが終わりました
悲喜こもごも
とっても見応えのあるレースで
いい意味で刺激をもらいました
観に来て良かったです
来月から始まる自分のレースに向けて
練習のモチベーションにもなりました
また来年も観に来よう (^3^)/