久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ついった

いろいろ

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夏バテ

2007年08月15日 12時05分57秒 | 雑記
なつばてって 果てのない夏 の略語かな…(汗
思わずつぶやいてみたり
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そこにあるべき

2007年08月14日 23時25分06秒 | 久遠
あるべくしてあるもの 無いからこそ当たり前のもの
誰が置いたかもわからない でもなんだか新しい
考え、造ったものよりも 景色に映える何気なくの美学
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天草

2007年08月13日 22時15分56秒 | 久遠
話しかけてみる ”鼻の長い動物は?”
ゾウ
話しかけてみる ”鼻の長い生き物は?”
魔女?
話しかけてみる ”鼻の長い空想上のいきものは?”
でんぐ さ

撮影:天草(てんぐさ)寒天の材料です。
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そらのかたち

2007年08月12日 20時33分45秒 | 久遠
人には作り出すことのできない空の形
見るほどに心奪われ 出るものはため息ばかりで
空に広がる この雲の下から
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星降る夜

2007年08月12日 00時14分24秒 | ことばのうみ
 流れ星を追いかける。夜空のその先に、いつか見た映画のワンシーンのような。車の中から見える景色は、夜のあやふやさにその身をまかせ、ぼんやりとした星明かりの色に染まっていた。
 風が窓を叩きます。私はそっと窓を開けて、風の話に耳を傾けます。
”この先に星がよく見える場所があるよ。この道のずっと先。でももしかしたら君は知ってたのかな? あの場所は月もよく見えるんだ”
 夜風に誘われてずっとその先へ。静かなカーラジオの音と、やわらかくひびくエンジンの音。本当はこんな人工的な音なんて、周りに響かせたくないのだけれど、あの場所へ行くにはこの道を通るしかない。
 星明かりとともにヘッドライトで前を照らして私は進んでいく。

 いつか私が生まれる前の話。月が地球に近づいて来てることがわかったらしい。本当は遠ざかっていくはずの月が少しずつその軌道を変え近づいてきていたのだという。
”月の見える丘” 私たちがそう呼ぶ場所。
 まるで世界の終わりのような世間。誰もが口をそろえ死を覚悟した。いつか見せてもらった写真にはどこまでも大きな月がそこに写っていた。
 その後私が生まれたのだという。月はいつのまにか元の姿に戻っていたらしい。まるで夢のような出来事だったらしいが、大きな月を背にたたずむ父と母を見るに夢ではないらしい。

 また一つ星が流れた。この星たちはいったいどれくらいの願いを引き連れていくのか気になった。遠く遠く、どこからともなく。私たちが知ることもない場所からこの地球まで。長く長い旅をして。
 星降る夜。空をかけぬける星。いつか出会った人にまた会える場所。夜の風に誘われて、私はあの場所へ。風だけが知る私たちだけの場所。もうすぐ星は本格的に降り始めるらしい。
 夜がパレードに向けて月を隠し、星はゆっくりとその光を弱めていく。
 雲や霧などにはお引き取りを願い、車は静かにその動きを止める。
 父と母が私に手を振り、空がゆっくりと光を放ち始める。
 流れゆく星と小さくねがう想いをのせて




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草をはむ

2007年08月11日 22時19分05秒 | 久遠
暗い闇の中で草を食む鹿
ヘッドライトをいぶかしそうに見つめながらも
ただもくもくと草を食む 何も見えない星明かりの下で
コメント (2)
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かぜのいたずら

2007年08月10日 22時17分52秒 | 久遠
カメラを向けると逃げてしまう
追いかけるほどに形は決まらず
シャッターを押した時にはもう遅くて
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いつもそらが

2007年08月09日 21時53分41秒 | 久遠
いつも空がぼくらの上にあって ぼくらは見上げることしかできない
飛ぶ鳥をうらやましく思っても ぼくにはその翼がない
ただ 空を飛ぶための何かを探すことは出来る
その先にあるものを信じて
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あかきらめく

2007年08月08日 23時33分01秒 | 久遠
赤く染まる空が静かな時間を作り上げる
足を止め ただ風の流れるままに
明日へ続く今日の夜を迎えながら
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のしかかる

2007年08月07日 23時31分10秒 | 久遠
のしかかる重たそうな雲
まるでたっぷりと雨をたたえたように
時々鳴り出す雷の音とともに
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