はじめに

このページの説明をしてみようと思います。

「久遠」
毎日その日撮れた写真に言葉をつけて展示しております。
まるで人生の切り売りのようです。
金太郎飴だとどこを切っても同じ顔ですが、一応見る日によっては変わっていくみたいです。
もうそろそろ４年が経ちます

「ことばのうみ」
毎週更新の妙な文章です。
一応ストーリーは踏んでると思うんですが、どちらかといえば「うみてきてつがく」の部類に入ります。
締め切りがないと何も描かなくなるわけですが、毎週あっても困りますね。
とりあえず今年２００７年の初めの方から続いております。

「雑記」「日記」
最近あんまり更新されなくなっちゃったカテゴリですね。
なんだか叫びたい事もないのでその辺はあまり描いていません。

「ぼくの日記帳」
誰もつっこむ事のない日常。誰かつっこんであげてください。
でも、描くのにかなりのパワーを消費するので、ここ一、二年描いていません。
描き始めた当初は一年間続けるつもりだったんですが・・・
言ってみれば挫折のあとかもしれません（笑

「ぷろひーる」
欄だけ作ってみたものの大して描く事が無く、必要のない事に気がついた今日この頃。
プロフィールに一喜一憂するのもどうかと思うし（謎

そんなところですね。本格的に紙ベースでものを書いてみたい今日この頃です

こねた週

「白い紙」

白い紙にこうやって文字を書き連ねていく。
ペンのかすれる音がいつの間にか少し気持ちよくなってくる。
ただ、三行目にペンが止まるのはいかがなものかと思う。


「ミイラ取りの話」

ミイラ取りがミイラになる場合、だんだんミイラが増える事になる。
そのうち世界はほぼミイラとなり、今度はミイラが人間を取りに来るに違いない。
そして今度は人間が増えていくのである。


「キリサメ」

キリサメというサメが存在する。このサメは空の高いところでしか生きられない。
時々空を昇り雲にまで届くとも言われる。
その雲から降りてくる時、その名の由来がわかるという。


「借り物競走」

借り物競走で『ヤミ金で１０万円』を引いた田中さん（仮名）の人生

”ソノヒノウちに返そうと思ってタンです”（音声は変えてあります）
”デモ運動会がおわってカラ行ったら、もう閉まってテ、明日来いと言うんでス。つぎの日イッタラ、もう１１万円になっテるって・・・・・・”
”返しても返しても、いつまで経ってモ終わラないんです・・・・・・”
”何で私ダケこんな思いをしなきゃイケナインですか。誰にも訴エる事も出来ないし。どうしてくレるんですか私ノ人生！！”

以上。雪ダマ式借金の作り方でした。




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やっとの晴れ間

やっと出てきた空が　やっと少しだけ赤く染まる
明日の晴れ間を予感させるように
街で始まった夏休み　降り注ぐ日差しを追いかけて

けむる

やはり煙る今日も街
晴れ間を見たのはいつだろう　湿った風が流れて
雲の隙間から染み出した雨　雲はまだ小さくならず

この先は

この先はどこまでも海で　あたりには何もなく
大きな白い灯台が舟を見守り　海は穏やかに
冷たく吹く風と　少し曇った水平線の向こうへ

撮影：潮岬灯台

ひとやすみ

小さな葉の上でひと休み
空は始まらない夏に　どんよりと曇る
ただ鮮やかな羽（は）の色が彩りを添えて

撮影：ヤマトシジミ
三重県紀北町

えくすとらすてーじ

博士！！　巨大なパイナップルを発見しました！！

また変わる

せっかく夏が来たと思えば　また曇り空
夏の暑さはどこへやら　小雨まで混じり
咲いたひまわりも　どこへ向けばいいかと考えるようで

ホテイアオイ

さっきまで晴れていた空から　いつの間にか通り雨
雨空の下に青い花をつけて
台風がつれてきた夏がやっと始まる

しびれるほどに

しびれるほどに素直な空
晴れ間も夕焼けもいつぶりだろう
風だけを残して去っていった嵐　空は夏を取り戻して