久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

ついった

いろいろ

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そらへ

2007年03月14日 22時32分56秒 | 久遠
高く空に手を伸ばし ゆっくりと沈む夕日を眺める
吐き出す息は白くなる事もなく まだ暖かな日差し
春めく街に また今日が追加されて
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だめだ・・・

2007年03月13日 23時16分37秒 | 雑記
これといって食べられないものなんて無いと思ってました。
出されたものは残さず食べているつもりでした。
どんな不思議なものでも食べてみようと思ってました。
でもね、ゆでられたキャベツがどうしても食べられませんでした。
実際はレンジでチンされた温野菜的キャベツなのですが、なにをどうやっても箸がのびませんでした。
えぇ、他のものはそれなりに食べるんですよ。ふつうに生で出てきたらマヨネーズでもかけてちゃんと食べるんです。
でも、どうしても温かくなったキャベツがだめなんです。
ロールキャベツのようにちゃんと料理されていれば全く問題ないんです。
そういえば昔”O-157”が流行ったとき給食で出ていたキャベツが生だと危ないとの事でゆでられて出てきたんですが、そのときも全然食べられませんでしたね。
千切りとかはちゃんと食べられるんですがね。

野菜をちぎっただけのサラダなんかも好きで、キャベツのスープなんかも問題ないんですが、どうしても温かいだけのキャベツは体が受け付けないようです。
ただの食わず嫌いなんだと思いますが、本当に無理みたいです。

と、こんなこと長々と書くような事でもないんですが、ほぼ好き嫌い無く食べてるつもりでも、どっかでどうしようもないものがあるみたいですね。
手をつけられず残してしまったのもショックですが、なぜこんなに受け付けないのかわかりません。

でも、どうしようもないんです・・・・・・
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電線

2007年03月13日 22時57分50秒 | 久遠
張り巡らされた電線につながれた街
誰もそこから抜け出す事は出来ず いつからかそこにあり
当たり前の景色 ながれていく歴史の中変わることなくいつまでも
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ほころぶ

2007年03月12日 22時37分55秒 | 久遠
いつの間にかほころび始めたつぼみ
近づいてくる春の足音のひとつ
ただ相変わらず冷たい風が吹き抜けて

撮影:こぶしの花
参照:2007年01月28日
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空青く

2007年03月11日 22時40分44秒 | 久遠
空青く冷たい風が吹き抜ける
流れ出す雲は 白い光に照らされて
大きく大きく 手を広げても抱えきれない空の下で
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あやふや

2007年03月11日 22時36分15秒 | ことばのうみ
 夜の風の中にタバコのけむりがとけていく。
 けむる空はゆっくりとした月が並び、整列された星が見える。
”こんな夜中にどこへ行くんですか? 今日はこんなにさむいのに”
 声をかけられてふりかえる。白い服を着た少女。
”今日はこんなに月が並んでるんだ。外に出ないわけにはいかないじゃないか”
 つぶやく男。
 いつもよりも暗く、いつもより多く、いつもよりなお明るい。まるであやふやな空が広がる。
”そうですね。今日の月は何か違うんですね”
 タバコのけむりが空を舞う。
 かわいた空気が、ぴんと張りつめて、すいこむ息は白くけむる。
”なんだかここでこうしていると、僕等もあやふやになってしまいそうだ。ほらもうタバコの火が消えそうになっている。君は、帰らなくてもいいの?”
 見上げた月は、どろどろととけはじめた。
 どろどろと、どろどろと。
”こんな月の日は帰らなくてもいいんです。いえ、たぶん帰れないのです”
 大きくなったあやふやな月が、ゆっくりととおくの街へと落ちていく。
”まさか・・・・・・”
”そうなんです。今日月は生まれ変わるのです。私たちのいた街を食らって”
 その街が光につつまれ、そこから大きな月がせり上がってきたのは、つぎの日の夜だった。

 いまでもこんな月を見ると思い出す。
 あの日出会った月の事を。月をやさしくつつみこむ白い服を着たあの少女の事を。



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春色

2007年03月10日 23時12分44秒 | 久遠
春の色に染まるミモザ
底抜けに明るく 木々丸ごと色づいて
冬の色を捨て 日々新しい色を見つけながら
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ねぎぼうず

2007年03月09日 22時58分07秒 | 久遠
春のよき日に空を向いて
大きくふくらんだやわらかなつぼみ
すすみゆく季節 色とりどりの春を探して
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フォゲットミーナット

2007年03月08日 22時59分34秒 | 久遠
”私を忘れないで”そんな冬の声が聞こえてきそう
くるくる回る風車は冷たい風にもめげず
その時々を巡る 変わる季節とともに

参照:2007年02月14日
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ほのぼの君

2007年03月08日 22時46分09秒 | 雑記

 さて、どうやら新聞に連載されていた「ほのぼの君」が終わってしまったみたいです。
 いつも届く新聞の中で、新聞は読まなくてもその漫画だけは読んでました。なので少し寂しい気もしますが某ピーナッツ(スヌーピー)なみの長期連載を成し遂げたので、なんだか誇らしい気もします。
 前年体調を崩されたのか”ちょっと行ってきます”の言葉を残して連載を中断したこともあったんですが、また元気に再開されていたので安心していました。
 そしてまた2月の初め頃から連載が止まってしまい、どうしたのかと心配していたら今日の新聞に大きく終了の記事が載っていました。まぁ、作者の佃公彦さんは元気なようですが、パーキンソン病を発症したらしく、どうしても手の震えが止まらず筆を置いたとのことです。

 新聞連載期間は約50年間。当たり前のごとくぼくが生まれたときも連載されてたわけです。だから新聞に興味を持ち始める前に読み出したのもこの「ほのぼの君」でした。
 このブログも毎日連載という形をとっているわけですが、この記録はいつになったら破れるんでしょうか。あと47年くらい続けないと追いつけないのです。なんだか大変な数字ですね。

 当たり前にあるものはいつまでも当たり前にあるんだと思っていました。でも終わらないとも限らない。無くならないとも限らない。”終わらないで”と叫んでもそれがいいことなのか悪いことなのか。
 佃さんは連載期間中は旅行にも行けなかったとのこと。ゆっくり休んで、もし出来たら年始の特別版なんかでりきまる君たちの顔が見てみたいですね。


ps.50年か・・・・・・ また越えられない壁が出来ちゃったな。
ミリオンナイツ(100万日更新)も目指してるところですが。

参照:佃公彦 ウィキペディア

コメント (2)
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