『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

最初で最後の『スノーボード部』退職慰労会

2015年11月02日 | Weblog

僕は十数年前に発足した、会社の『スノーボード部』の顧問をしていた。
大してスノーボードを僕はやっていた訳ではないし、好きでもなかった。
ただ、会社から補助金を貰える同好会や部を作ろうとすると、
責任者に管理職が居ないとならない規定になっていたので、
サッカーを一緒にやっていたSに頼まれて、名前だけ貸す形で引き受けた。

今日はその連中が、僕の退職を労う慰労会を開いてくれた。
今や『スノーボード部』としての活動実績がなくなってしまい、
来年には解散すると言う話で、部として最初で最後の退職慰労会となった。

と言っても、今日のメンバーはよく知っているメンバー。
一人は子会社で機械設計をやっていて、次世代のリーダーになるY。
シニアチームにも参加しながら、マラソンや今流行の山を駆け巡る
トレイルランニングなどで休暇を楽しむスポーツマンである。
組合の役員も経験し、毎年僕の芝居も見に来てくれる。
何かと繋がりが深い男だった。

もう一人は組合の役員では後輩にあたり、会社のシステムのメンテナンスを
一手に引き受ける関係で、僕が可愛がっていたH。
この男は『冒険』が好きで、アマゾン探検に行ってみたりと
ちょっと変わった趣味のある男。
最近は釣りで、僕の盟友『Team1000KV』のNとも関係が深いそうだ。

そしてもう一人はその『Team1000KV』でも一緒だったK。
北海道大学の納入で、一緒に札幌へ行き、休日にトマムリゾートまで
出かけて一緒にスノーボードを楽しんだ男だ。

本当は僕に顧問の依頼をした張本人のSも来るはずだったが、
今日になって、家庭の事情で欠席。
Sはシニアサッカーで左サイドバックをやっている仲間。
そんなわけで、Sとは今週末の試合で会える。

そんな4人だけでの飲み会となった。
今日のメンバーは皆、43歳とまだまだ会社の中心になって活躍する連中。
そんな奴らが、
『そんなに年齢が離れていたとは思わず、兄貴みたいに思っていた』
と、嬉しいことを言ってくれる。

僕が定年退職後も会社に残るとばかり思っていたらしいのだが、
同じ子会社に居て、何も仕事を与えられずに居る僕の実情を知っているYは、
僕が他の会社に行く選択をしたことを『良かった』と思っていたらしい。

色々と話は尽きなくて、結局終電近くになってしまったが、
僕は次代を背負う彼らに、一つだけ真面目な話をした。

山やスノーボードに人を率いて行く場合は、能力が一番下の人間に合わせるけれど、
仕事の場合は一番出来る人間にあわせないと駄目だと・・・・
篩(ふるい)にかけるようで可哀想だと、低いレベルの人間に合わせると
チーム全体のレベルが下がってしまう。
着いてこようとか、自分のレベルを上げようと思う人間は何とかついて来るし、
そう思わない人間は、自ら篩からこぼれ落ちるんだ・・・・・と。

本社に居る二人の弟子は、歯を食いしばって着いてきてくれた。
そういう意味では、子会社では失敗したかも知れないと・・・・。
何処かで僕は『他所から来たおじさん』になって、遠慮して対応も緩かった。
そんな反省も含めて話をしたのでした。

部の慶弔金規定に則り、餞別金と一緒に僕が好きなハイボール用にと、
『THE NIKKA 12』という、高級ウィスキーを貰いました。
ありがとう。

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