『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「虎に翼」:『男女平等』

2024年04月01日 | ジジイの呟き
昨日から、NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」が始まった。
主演は伊藤沙莉。
困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描き、
日本史上、女性初の裁判所長となった三淵嘉子さんの半生を波乱万丈に描いた、
実話に基づくオリジナルストーリー。

こどもの頃から男女に関係なく、同じように生きればいじゃないかと思っていて、
僕が好むことに対して『女みたい』という事を言う人に違和感を持っていた。
最近では中学校の幹事会。
元幹事長から『お前は女に生まれた方が良かったんだよ』と言われて
こういう考えの人と一緒に何かをしても楽しくないと思い、幹事会を辞めた。
来週やって来る姉は、昔でいう『ウーマンリブ』の考えを持っていた人で
そういう姉を観て僕は凄く応援したいと思っていた。

そもそも今では当たり前の『男女平等』。
この話の冒頭で戦後に出来た日本国憲法に『男女平等』が記されたことで、
主人公が感動し、この先の彼女の人生の方向性を決定付ける事になる。
でも実際に今のような『男女平等』を法律ではっきりと定めたのはつい数年前の事。

男女雇用機会均等法が1985年に制定され、翌1986年(昭和61年)に施行されるまで、
名ばかりの『男女平等』は延々と、当たり前のように女性は差別されてきた。
1999年の改正で各差別の禁止項目は努力義務から禁止規定となっても、
相変わらず男性優位の世の中は変わることなく続いていた。
その後
2007年:出産・育児の不利益取り扱いが禁止。男性への差別・セクハラの禁止
2017年:マタニティハラスメントの防止措置を講じることが企業の義務となった
2020年:セクハラやマタニティハラスメントなどの防止指針が改正され対応が必要となった
    パワーハラスメントの防止措置の義務づけ
これでも、まだまだ平等いう社会には程遠いと思っています。

ただね、これには男性だけでなく女性にも問題があるのですよ。
結婚までの腰かけという女性はいまだに多いし、男性を意識しすぎて
逆に男性優位の社会にうまく利用されてしまったり・・・・
単純に『男女平等』を唱えて権利を主張しても、世の男どもは容認しない。
実際に男性にしか出来ない事や、逆に女性にしかできない事があるにも関わらず・・・です。

この話を観て、今や連合の会長となった芳野友子さんを思い起こさせる。
彼女は若い頃から『男女平等』を唱え、女性委員会や
男女共同参画社会を推進する会合を開いていたこと。
偉くなってしまった彼女にもう一度会って、話をしてみたいです。

そんなこともあって、この朝ドラ「虎に翼」に期待しています。
コメント
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