『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

何だか、ちょっと面白くなって来た

2015年04月21日 | Weblog

相変わらず、会社に行ってもやる事が無いので、退屈です。
そんな中でも、僕が仕事から干されているのを知っていて、
何かやる気を出させようと、色々考えてくれている男が居ます。

ずっと前にこの日記で、その男との会話が『中学生同士の会話』と、
職場の女性から言われた、僕と同じ匂いがする『MS』という男です。

『MS』は、会社の将来を危惧している一人。
その一つとして、管理職の能力不足を指摘している。
仕事のやらせ方がなって居ない、行きあたりばったりの対応・・・・
まぁ、これはそれなりに仕事が進めば良い、お気楽な会社だから
今のところは、宜しいんじゃないですか?

ところが、困った事が一つある。
フィールドサービスや営業と云った、お客様と接する部署からクレームや
トラブルに対する技術回答を求められて、原因を調査して報告する事がある。
たぶん、これはどんな会社でもやる事なのでしょうけれど、
その『報告書』を書けない人間が山ほど居る。
正確に言えば、キチンとした報告書を書ける人間が殆ど居ないのです。

僕が元社長から与えられた命題は『技術部門の底上げ、強化』でした。
最初に思ったのは、仕事のやり方がなって居ない事。
そして、仕事の報告がキチンと出来ない事でした。

それで報告書は全て、僕が目を通して承認していたけれど、一回でOKの物は皆無。
これには閉口した。

実は僕も、報告書が書けない人間だった。
それで30年ほど前に産業能率協会だったか?が主催する、
仕様書や報告書の書き方のセミナーに参加した事がある。
それでも、やっと書類が書けるようになったのは、お客様と接するようになってから。
つまりはこの10年余と言っても良いでしょう。

そう云った普通の事が、会社全体で出来ていない事に『MS』も疑問を感じ、
以前から僕に相談しに来ていたのです。
要はそう云う事を大事だと思わない企業風土に一石を投じようと・・・・・

それで今回、報告書などの書き方をレクチャーしようと言う事になった。
管理職相手にやってもどうせ出来ないから、一番下のレベルから教えて
逆に下から上に突き上げさせようという企み。

この企ての相方は、何故か?皆から疎まれているF君。
僕も『MS』も、多少性格に問題があっても、そこらの奴らより仕事をきちんとやるF君が、
そう云う状況になって居るのが気に入らない。
多分、勉強家で色々知っているのと、自信があるから意見を曲げない。
それで、議論できないレベルの低い連中は、そう云う彼を『変人』として村八分にする。
僕はそういう、個人的な感情論がまかり通る職場の風土が本当に嫌いです。

帰りがけに一緒になった社長に、F君とやる企ての話をしたら
『彼は良く勉強してるよ。上手く人材を生かしてくれよ』と言われた。

定年まで、そんなに時間が無いけれど、何だかちょっと面白くなって来ました。
上手く行きそうなら、その手のコンサルでもやるかな?(笑)

コメント
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