『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

不思議な感性・Part2

2015年04月08日 | Weblog

僕が持ってる『霊感』みたいなものの話。

自分でも不思議に思う事が過去に何回かあります。

最初に感じたのは、祖父の弟の爺さんが亡くなる前の事。
その爺さんこそ、秋葉原の珈琲問屋の創業者。
お袋の駆け落ち結婚を手助けしたり、我家には縁の深い爺さんでした。

その爺さんが、痴呆になって千葉の柏にある介護病院に世話になった。
結婚して、嫁さんを連れて見舞いに行った事が有る。
その時は、爺さんに『ジジイ、嫁さん連れて来たぞ!』と言って
面会したんだけれど、言葉こそしっかりして居なかったけど
『おぉ、ゆうじかぁ。元気にやってるのか?』
と、嫁さんを交えて小一時間、話をして帰ってきた。

帰りがけにその息子の叔父の所に立ち寄って、その話をしたら
『えぇ?そんな訳ないだろう・・・・俺たちが行っても誰だか判らないんだから』
と、言われてびっくりした。
嫁さんも一緒で、話をして来た事を説明したら
『お前はやんちゃだったから、忘れたくても頭にこびりついてたんだろうな』
の一言で、笑って済ませちゃった。

その次に有ったのが、僕の祖母。母親の実母です。
弟と一緒にお袋が見舞いに行った時に
『貴方、どなたさまですか?』と言われてショックだったらしく、
それ以来、見舞いに行きたがらなくなった。
それでも僕が連れて行くと
『ゆうじ』と言って、僕の事だけは判っているみたいだった。
看護婦さんに『さっきまで、全然反応しなかったのに・・・・』と言われて
『あれ?またかよ・・・・』と思ったくらい。

次は叔母。
越谷に住んでいた叔母が、危篤だと聞いてサッカーの試合で近くまで
来たと言う事にして、見舞いに行った事が有る。
その時も従兄弟が『ゆうちゃんが来た途端に元気になった』と言う。
その前まで、危篤状態で話もしなかったらしいのだ。
その見舞いの後、またこん睡状態になって叔母は他界した。

その後は遠い親戚。お婆ちゃんの妹。
殆ど会う事も無かった婆ちゃんに、用事があって入院先の近くまで出かけた
ついでに見舞いに立ち寄った事が有る。
『婆ちゃん、ゆうじだよぉ。近くまで来たから顔見に来たよ』
と病室に入ったら『あぁ、ゆうちゃん。大人になったねぇ』と返事。

これを見て家族が仰天した。
何でも2年以上、口を利かず、家族も判らない状態だったらしいから
口を聞いただけでなく、僕を認識して会話したのが驚きだったらしい。
『どうもありがとう。久し振りに母と話が出来て嬉しかった』
と言われて、感謝されて帰ってきた事もある。
その時、親戚の人から『ゆうちゃん、何か持ってるね』と言われた。

その後、お袋が亡くなり菩提寺のある茨城に姉たちと出かけたついでに
予告なしにアルツハイマーで寝たきりになっていた叔母を訪ねた事が有る。
その時も同じ。オヤジの弟の叔父がやっぱり驚いていた。

他に祖母の弟等の時も同じ。
すべてに共通しているのが、アルツハイマー患者で記憶が途切れて
家族と話もしない状況だったと言う事。
そして、僕が訪ねると何かを呼び起こさせるかのように、
その時は会話が成立するほど、病状が回復した事。

これは何なのか判らないけれど、僕にはそう云う
『霊感』めいたものが有るんじゃないかと言われる。

そう言えば、だれにも慣つかない犬が、僕には吠え無かったり・・・・
それも不思議がられる事ですね。
僕を嫌う人は、そういう『気』を感じて不快になるのかな?
と思ったりもします。

コメント
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