みなよか日記

NPO法人UDくまもとが発信するユニバーサルな観光情報です。
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津奈木美術館

2009-08-18 11:12:59 | 芦北
津奈木美術館をご紹介します。
津奈木美術館は、つなぎ温泉四季彩のすぐ隣にある、おしゃれな建物です。美術館ですので、バリアフリーで楽しめるのはもちろんですが、ここにはおもしろい施設があります。
道路沿いからも見えるのですが、モノレールです。これはとっても楽しいですよ!
乗り場は美術館の2階です。エレベーターで上がります。行先は舞鶴城公園の展望所。かなりの急こう配を登ります。
設備は全ておどろくほどのバリアフリーです。ここからモノレールへ
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モノレールとプラットホームの隙間はほとんどありません。キャスターを上げる必要はまったくなし。大型の電動車いすのユーザーも利用されるとのことですから、みなさんも安心して遊びに来て下さい。
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さて、片道5分の道のりですが、眺めの素晴らしいこと。「マジですか?」と思うくらいの急こう配を見事に水平を保ったまま登ります。
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山肌をなめるように登ります。夏場の緑も美しいですが、紅葉の頃もいいでしょうね。
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展望所はすべてバリアフリー。広々として風景をぐるりと楽しめます。
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とにかく絶景。季節のいいときはお弁当持参で楽しむといいでしょう。ちなみに発着時間はすべて利用者まかせです。営業時間内であれば、ゆっくり半日過ごすことも可能だそうです。遠足での利用も多いとのことですから、子供たちといっしょのファミリーにもいいですね。
遠くに海まで見えます。ちょっと怖いくらいです。
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展望所には野外ステージもあり、ここでコンサートも行われるとのこと。ここなら車いすでも安心して見に行けますね。
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美術館側の乗り場にはカフェもあります。ここは、珈琲などの飲み物やケーキなど軽食を楽しむことができます。テーブルの高さもあり、車いすでも余裕でテーブルにつけます。観光して一息つくのもいいですね。多目的トイレは美術館1階にありますので、そちらを利用するといいでしょう。
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このモノレールの運営をお手伝いされているのは、地元婦人会の方々でした。みなさんとても親切で、丁寧な対応をしてくださいます。なにより笑顔で接して下さいます。地域の障がい者施設のみなさんもこのモノレールを楽しんでいるとのこと。
こういう施設は車いすでの利用が難しいことが多いですから、本当に驚きました。
お隣の四季彩で温泉や食事を楽しんで、このモノレールで景観を堪能する。そんな津奈木町の楽しみ方を発見出来て、今回の取材は大成功です。
みなさんも是非足を運んでください。自信を持っておススメです。
<お問い合わせ>
津奈木町大字岩城494
 TEL:0966-61-2222
 FAX:0966-61-2223
 E-mail:museum@tsunagi-t.kumamoto-sgn.jp

営業時間

午前10:00~午後5:00(入館は4:30まで)
(休館日)毎週水曜(水曜日が祝日の場合はその翌日)
     年末年始は12/29~1/3
     企画展の準備、撤収により休館する
     場合があります。

モノレール運休日:毎週水曜日
           年末年始は12/29~1/1
           車両整備等で運休する場合があります。
 

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