昨日、連絡をいただいたバイトはコーコーの非常勤講師(古典)だった。それなりに魅力的なバイトであった。しかし、遠い。ガッコーのある場所が。いまさらである。電車で一本、乗り換えなしで行けるのなら受けたかも知れない。断念した。乗り換えがあるから。収入はさほどでもない。今やっている週一のバイトと同じだった。否、収入よりも若いヒトたちと接することができるのが、タノシイ。それが生き甲斐であるから(^_^)。それに惚けないしねぇ。もう惚けているのかも知れないけど。
頼まれごとはたいてい引き受けるのがボキのモットーである。だが、今回はそれが崩れた。困ったから、年度末になってバイトの依頼をされたのだろうから。しかし、金銭の頼まれごとは受けない。当たり前である。こっちにゼニがないからだ。助けたくてもムリである。それに時間的にムリならそれもまた不可能である。今回は、時間的に出来なかった。それに、来月から院生生活が始まる。そちらにもチカラを入れていかなくちゃアカン。
さらに、辞めたくないバイトに塾がある。こちらは英数国である。これが一番惚け防止になっている。アタマを使うからである。いろんな受験参考書も持っている。それを時々見直しては、自分だけで満足している。特に、数学。これは不得意だからオベンキョーしないと教えられないからだ。秀才でもなんでもなかったしなぁ。
週に何回か、別のバイトも入ってくる。それもやりくりしながら、イキイキと働いている。こんな定年後の生活もあるのだ。笑ってしまう。定年退職前は考えてもみなかったからである。
再雇用してもらうのが、普通のリタイア後の生き方であろう。しかし、ボキは能力がなくて再雇用していただけなかった。もっとも希望もしなかったが。理由は、退職後すぐ某大学大学院の博士コースに入学したからである。それに、海外旅行も行きたかったからだ。コロナでもって、海外旅行はまったく不可能になっちまったけど。
知人からLineで連絡が来た。今年はどこにも行けないという嘆きの内容であった。彼は、クルーズ船で世界一周をしている。エコノミークラスの安いツアーであちこち出かけている。エコノミークラスなら、国内旅行をしているよりも安価だと言っていた。なるほど、そりゃそうだ。今まで数十カ国に行ったが、行っていて良かったと書いてあった。
なるほど、なるほどである。
お互い、ヒマヒマジジイである。不善をなしているよりは良い。旅行に行った時の夢を見ていればいいだけの話ではあるから。ジジイになったのだから、化粧の臭いとミニスカおねーちゃんのいるような場所でたいして好きでもないアルコールを呑んでちゃダメになる。へたくそなカラオケなんかやっているよりは良い。
わははっはははっははっはははっはははっははっははは。