佳人薄命というが、夏目雅子さんがそうだった。確か、27歳で亡くなられたのではなかったか。三蔵法師でドラマに出たときは、なんというかわいい三蔵法師なんだろうと思った。思わず、笑ってしまったっけ。
作家の伊集院静が、彼女の夫だった。ボキは、この作家が大好きである。いろんな作品を読んでいる。なにしろ、力感がある。元気になる。立教の野球部だったというのも良い。あのデカイ体である。投げるタマはすごかっただろう。もっとも小説も読み応えがある。スペインに憧れているのも、彼の作品を読んでからである。ある種のイメージがあるからだ。そして、まだスペインに行っていないからだが。
さらにある。インドである。こっちは山折哲雄先生の本である。
一度行ったが、タージマハルとかの観光地だけだった。実は、ガンジス河に行っていない。行ってみたい。一人でも行ってみたい。インドって、はまるヒトは実にハマル。食事ではない。あの混沌とした「匂い」である。独特である。貧困と雑然とした雰囲気。デリーは近代的な都市だったが、ちょっと田舎に行くと学校に行っていないだろうと思われる子どもたちがたくさんいる。彼らは実にフレンドリーである。親切である。ボキの超初心コースの英語にも対応してくれる。そして、いろんな像を見せてくれる。手品も披露してくれる。
なぜインドなのかというと、往生のことを考えてばかりいるからである。つまり死のことである。誰でもいつかは死ぬからである。ボキもあ~たも、誰でも死ぬのである。どうやって死ぬのか、それが一番の関心であるからだ。
インドには、死の匂いがある。ガンジス河で葬送をやってもらうのが理想なんだそうな。焼け残った腕とか脚があるんだそうな。山折哲雄先生によると。昨日も、先生の「インド・人間」という本を読んでいたし。ついでに言えば、この本どうしても自分のものにしたくなって、Amazonに発注した。300円で送料込みで売っていた。うれしかった。
それにしても、ガンジス河を直接見てみたい。
死を考えてみたい。
ここまで生きてしまったのだ。感謝している。こんな悪党でも、定年まで仕事をさせていただいてきた。そして、現在がある。年金を貰いながら生きている。さらに、各種バイトをやらせていただいている。
だから、昨日の仰天ニュースを知って驚いたのだ。競泳の女子4冠の池江璃花子選手のことである。18歳である。バイト先にもこれくらいの女子はたくさんいる。祖母が水泳なんか・・・・と言われたというが、同感である。
ボキも孫が3人いるからである。
健康を祈る。
それだけである。