折口信夫全集と同じ棚にデ~ンとある「柳田國男全集」である。私の書庫にある。
こっちも折口信夫全集と一緒で、全部で7000円で神田神保町から買ったものである。全巻である。全巻そろってこの値段である。退学した大学院に通学していたときに、紀尾井町キャンパスで平家物語の講演があった時の帰りである。ゼミで、先生に7000円で売っていましたと報告申し上げたら、なんで購入してこなかったのかとやさしくご指導いただいたから早速次の日に神田東陽堂書店に電話して着払いで送ってもらった全集である。
懐かしい。
これまた民俗学のbibleである。
これまで、文庫本の全集とかは読んできたが、全集そのものはとうてい買えないと思っていた。いたから諦めていたのである。しかし、これもまた買えたのである。折口信夫と一緒である。
こういうことの積み重ねが、余生を決定する。
暇なジイジであるが、時間をもてあますということはないだろうから。
で、思ったことは、サブノートをとらないで、本に直接メモなり、マーカーでもって本を読破していこうと思っているのである。(もうやっているけど・・・センター試験の過去問集みたいにバラバラにはしていないが)
まさに「読破」である。読んで、破り捨てるようにチャレンジしていくつもりである。
民俗学も素人である。
だから、こっちもこれまでやってきたように「繰り返し学習」である。かつて読んだ文章も、またまた読んでいく。それが一番いい。新たな発見があるかもしれないではないか。
年取ったから、もういいやではないのである。
さらに、アタシャ、なにをやっても素人だからできる。完成していないからである。誰にも教えることもできない。そのチカラがない。まったくない。嫌になっちゃうほどない。なにしろ大学院を三年で中退せざるを得なかったバカである。健康問題、学業劣等ということで。逆に言えば、だからできるのだろうなぁと思う。自分に愛想がつきているからだ。これほどバカだったとは、現役時代には考えてもみなかったよ~ん。まったく、まったく。
おめでたいバカジイジである。
お笑いくださいませ。
(^0^)
(自分で笑ってどうするんじゃ・・・・・トホホ)