田舎爺はすっこんでおれってか(笑´∀`)
なぜアメリカだけなのかという疑問が、今朝起きたらふとわいてきた。批判の対象として登場するからである。アメリカだけが、批判されるではないか。反核運動もそう。団塊の世代がムチュウになってやった学生運動、あるいは大学闘争もそうだった。大学内の看板には「反米闘争」という字句がいくらでもあった。事実、私はそういう看板をくぐり抜けながら、大学に通学していたから、経験済みなのである。(あ、この話は私の最初の母校のことである。45年前の学部生時代のことである。今、在籍している大学のことではない。)
相手はいくらでもいるはずである。反核では。なぜロシアや中国が登場してこないのかという疑問である。
思うに、学生運動も大学闘争も、自己矛盾であった。団塊の世代は、まじめに取り組み・まじめに討論した。そして、大学改革に失敗した。それからの変身ぶりは見事なものである。まじめに就職して、まじめに働いて、そしてまじめに定年を迎えた。本当に、こころから尊敬している。まじめであったということに関しては。
私もまたそういう時期に大学封鎖を味わったからである。4年間殆ど講義を受けていない。学校がやっていなかったのだ。開いていなかった。あのときヘルメットを被って、角材を持っていた同世代の人間たちは今どうしているのだろうか。懐古趣味は嫌いだが、今ならどういうように説明してくれるのだろうか。
そもそも日本人というのは看板の付け替えが得意技である。八紘一宇から、戦後民主主義に見事に変身したからだ。看板を付け替えて、まるで何事もなかったような顔をしている。あまつさえ、戦前は鬼畜米英と嫌ったアメリカやヨーロッパにべったりである。古代史では、中韓にべったりであった。江戸時代から、明治維新もそうだった。だからいくつもあったわけでる。付け替え用の看板がである。
思うに、反核とか原発反対なら一生それを貫き通せばいいではないか。あるいは大学を解体させるというのなら、一生それをやればいい。世間がなんと言おうと、オノレの信念にしたがって生きがいにされたほうがいい。しかし、学生の身分で所属大学を解体させたいというのは、これは自己矛盾だ。所属している大学が解体したら、もう学生ではない。
つまり、本音は別のところにあるわけである。
本音は、国家である。敵は本能寺ではなかったのだ。このあたりは、実に見事に解明できる。今となっては、表と裏の二重構造になっていたのであった。最近では、裏の本音がスケスケになってきている。単純極まりない。
もっとも、敵は国家であるということ自体が、胡散臭い。今、生きて居る国家を否定したら、国民ではなくなる。それをどう説明するのだろうかと、思う。
その辺りを、田舎爺の私は理解できないのだ。(もしかしたら、もしかして**を志向しているのかという疑念はある)
ま、おめぇ~は田舎爺だから引っ込んでおれ!と言われたら、キャンキャンと言って引き下がるしかないけど。
日本を主導しているようなインテリやエリートには無縁のバカ爺である。
すっこんでおれ!
オ~レ、オレ、オレ!と某スポーツの応援団のようにしていればぁ~って、からかわれてしまう。
「え!アメリカと戦争したのぉ~」って笑いながらのたもう高校生がいるそうである。「デイズニーランドがこなかったじゃん!」「そんなのありえな~い!」って言う世代が登場してきている。
情けないというより、それだけ戦後民主主義体制が花を開いてしまったというわけである。さらに、戦後民主教育が実ったというわけである。だからなのである。だからわけのわからない高校生が登場してきたのである。
これを拒否するか、それともあたたかく見守るか。
なに、なんの心配もない。
なぜなら、日本人はまた看板を付け替えるだけであるからだ。
今度はどんな看板になるのか。それだけは、きちんと見て行かなくちゃならない。
誰もかれも、なんでもかんでも都会志向で生きて居る昨今の現状もそうだ。自然を無視して、国民の70%がサラリーマンを志向している。狭苦しいマンションとかいう長屋住まいをして、得意がっている。どっだけ忙しいか、どっだけオレは・アタシはエリートか、キャリアかということで血眼になっている。挙げ句の果てには、結婚もしない。家族もいらねぇ、子どももいらねぇ。そんなの仕事の邪魔だと言わんばかりである。しかも、責任は国家にあるとまでほざくのだ。
だから少子化という問題は、実は「親になりたくねぇ」という風潮が最大の原因であると私は思っているのだが。
もうこれくらいにしよう。
これから、原稿を書かなくちゃならない。図書館にwalkingがてら行く。ちょっと字数をしぼらなくちゃならない。2万字が掲載規定にある。今、2万をはるかに超えているので、規定内に絞る。
明日は、居住地の古文書講座に入会するので、面接がある。なにを聞かれるのかな。ま、不合格なら諦めるしかない。さしたる目的もないからである。
夜は塾がある。
こっちも楽しみである。趣味であるからだ。
じゃぁ~ねぇ~!
(^_^)ノ””””