と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

天辺月

2009年06月10日 05時53分51秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 記録をつづると言ってもそれはかなりきつい仕事だ。ものを深く考え続けると、たちまち顔の下半分にしこりができて耐え難い苦しさを味わう。左肩の皮膚をはいだ跡がケロイドになり、左腕が十分にあがらない。右腕との均衡がとれないからものを書くとすぐ疲れる。
 やせ細った体では座り続けるとしこりが痛み出す。流動食しかとれない体はむりがきかない。悪条件の中でものを書くことは、自分の体を切り売りするに等しいことだ。それでもなお書き続けたのは丹羽さんの中の「科学者の目」のせいではなかったか。がんを宣告され、手術を受け、転移を恐れながら生きる、そういう自分自身の心と体を見つめることで、科学者として生きることの証左を示したかったのではないだろうか。(昭和五十八年十月一日、朝日新聞)

 科学評論家の丹羽小弥太先生(駒大教授)のことです。
 ガンになられて、しかもそれは口腔底部ガン。
 あごの骨を手術されました。
 教壇に復帰されましたが、病魔を科学者らしく冷静に分析されて闘病なさいました。

  欠伸(あくび)せんに 顋(あきど)は痛し舌痛し 噛み殺しては涙するかな

 昭和五十八年九月二十八日にお亡くなりになります。



 そして、豆ノートを見ていたらこんなことが書いてあったのです。

 風吹不動天辺月ということでした。かぜふけどもどうぜずてんぺんのつきと読みます。

 天空に輝く月は、少しも動ぜず、そんなものどこ吹く風とばかりに悠々としておられる。

 世間のことは本当に塵芥のようにつまらないことが多く、そんなものに心を奪われてはならんと。

 仕事をするときには仕事三昧。
 食事の時は食事三昧。
 勉強の時は勉強三昧。

 一点の雑念も挟むことなく、集中しましょう。
 
 そして、悠々と生きてください。

 自己の目標に向かって。




 今日は、中学校に新しい情報開示として作成した冊子を置いてきました。
 校長先生や、学年主任の先生とお会いしてきました。
 4校くらいですが。

 どの学校も、県銚に期待してくださっています。

 いろいろな情報交換もさせていただきました。

 直接お会いすると、まったく違った県銚への評価をお聞きすることができます。

 反対の情報も当然わたくしは収集しております。

 完璧に褒められる組織や人はいませんし。


 
 今日は天空にどんな月が出るのでしょうか。
 それとも、雲が遮るのですかな。

 それでも、雲の上には月がでんと存在してくださっています。

 今、いろいろとめげている人。
 
 悠々と生きてくださいね。

 また明日。

 

 
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/