チョコレート空間

チョコレートを食べて本でも読みましょう

コーブス・ブライド(ティム・バートン監督/2005)

2005-11-09 13:01:41 | 映画
連続してティム・バートン作品を観てしまいました。
パペット・アニメなんて小学生の頃に見た『くるみ割り人形』以来。
CMでの印象は、キャラクターがみんな薄らキモイ、でしたが。

ストーリーは、お金はあるけれど魚屋で成金の息子のビクターと名門のお嬢様ながらもう救貧院へ行くしかない!というほどギリギリ貧乏なビクトリア。
両家の利害の一致により一度も会ったことのないふたりは結婚することになっています。
式のリハーサルでビクトリアの家を訪れたビクターの一家。
ふたりはそこで初めて会いますがお互い好感を持ちます。
ところが式の練習でビクターは失敗の連続。
とうとう神父を怒らせ、式は延期する羽目に。
森をトボトボ歩きながらひとりで練習をするビクター。
枯れ木に結婚指輪を嵌めて終了!と思ったらそれは埋められた死体の飛び出していた手の骨、結婚指輪を嵌められた新婦になれなかった女の死体だった。
誓いの成立とばかりにビクターはこの死体の花嫁(コーブス・ブライド)につきまとわれて死者の世界に連れて行かれる。
なんとかして元の世界に戻ろうとするビクターだが、騙されて結婚の直前に殺されて埋められたコーブス・ブライド、エミリーにだんだん同情してゆく。
そしてなにがなんでも死者の世界に引き込もうとしていたエミリーも、それが彼を殺すことになると躊躇する。
一方ビクターの突然の失踪により、ビクトリアはまた他の男とむりやり結婚をさせられようとするのだがビクトリアはなんとかビクターを救い出そうと努力する。

もっとブラックなテイスト溢れるストーリーなのかな(登場人物のイメージ?)と思いきや、やさしいうつくしいお話でした。
ビクトリアはヒロインというよりヒロインの友達的外見だしエミリーもちょっと腐っちゃって肋骨とか見えちゃってるけどふたりともなかなか、いやかなり良いお嬢さんたちだったのに対して主役のビクターが優柔不断でふたりにシツレイです
でもまあ男なんてこんなもんかな。なんて…

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