チョコレート空間

チョコレートを食べて本でも読みましょう

The Brave Tin Soldier/V.Kubasta

2009-03-30 00:22:19 | 

英語で買い物ができないワタクシに代わって友達が米国密林をポチッとしてくれた本です。
アンデルセンの”The Brave Tin Soldier”
和訳は「なまりの兵隊」とか「すずの兵隊」とか。

           

買うキッカケは、日産マーチのCMで幸せマチ子さんがお気に入りの絵本を見つけ…というくだりで一瞬登場するポップアップ絵本がこれなのです。

チェコの絵本で、V.Kubastaという方のもの。
表紙の絵はちょっとアールデコっぽいバレリーナがいます。

中身もちょっとご紹介。
実物を見てみると、僅か6ページあまりの絵本です。
最近よく書店で見かけるアリスやオズのような派手さはないですが、絵柄が良いです。

          


CMに一瞬登場するページ。
この魚を見て欲しい!と思いました。
         
          

でもそのときは何のお話かわからず、この魚を見て
(なにか冒険物かな。他に龍とかライオンとか出てくるのかな)とか勝手に想像していました。

The Brave Tin Soldierはめでたし、めでたしではないけれどアンハッピーエンドとも言い切れない、悲しい美しいお話。
ざっと要約すると


5歳のピーターは誕生日におじいさまから箱に入った立派な25体の兵隊の人形をプレゼントされます。
その中のひとりの兵隊さんは片足しかありませんでした。
片足の兵隊さんはピーターの部屋のおもちゃの中の、お城にいるバレリーナに恋をしました。

ある日、窓辺に置かれた兵隊さんは、窓が開いた拍子に外に落ちてしまいます。
窓から川に落ちた兵隊さんは流されながら、「ああもう彼女にこのまま会えないのだ」と悲しく思います。
そして兵隊さんは大きな魚に飲み込まれてしまいました。

しかしその魚は釣り上げられて市場に売られ、なんとピーターの家に買われました。
魚のお腹を開けると中から兵隊さんが出てきて、兵隊さんはピーターの部屋にぶじ戻りました。

ところがある日ピーターの部屋にやってきた少年が兵隊さんを見つけ
「こいつ、片足しかないじゃないか」
と、兵隊さんを暖炉の炎の中に投げ込みました。
すると兵隊さんを見つめていたバレリーナも、テーブルから炎の中に飛び込んでゆきました。

翌朝、なまりの塊と小さな銀色の星が灰の中からみつかりました。


というお話です。

ちゃんと本を読んだことないんですが、検索してみるとラストはこの絵本とはちょっと違って
「翌朝メイドさんが灰の中からハート型の灰をみつけました」
という終わりになっているようです。

切ないですね


ホワイトデー?マカロン祭り

2009-03-18 20:09:13 | スイーツ♪

バレンタイン後、ホワイトデーまでデパート関係のチョコレート売り場は健在かと思ったら意外とそうでもなく…  不景気反映でしょうか

今年はけっこうマカロンが目立ちます。
見た目もかわいいし、ストラップとかアクセ類でも流行りましたしね。
以前はおいしいものを食べてなかったのかおいしいマカロンが少なかったのかよく判りませんが、あまりおいしいのに当たらなかった気がするけど最近そうでもない。
バレンタインの時のノリエットのマカロンもおいしかったし

で、さっそくマカロンから始まりました。
お金持ちのお菓子ズラ…



        
        ヴィトアーメル。6色マカロン。
左から、ラズベリー、ショコラ、ピスタチオとフランボワーズ、カフェ、ゆず、ヘーゼルナッツ。

         

         
こんな感じ~。
無難においしい感じでした。
ピスタチオはクリームがフランボワーズで、色彩的には鮮やかですが味がどっちつかず。
ピスタチオならもっとピスタチオを強くして欲しかったです。
                   

                   
         テオブロマ マカロンアソート
この作家さんのシリーズの箱がとってもかわいい。
ジャケ買いならぬ、箱買いです。

         
ショコラ、カフェ、バニラ、フランボワーズ、ピスタチオ、オレンジ、シトロンの7種類。
実は…会社の女の子に1個ずつ配ろうと思って買って、自分の分の数を数え忘れてしまったので、食べてません
今度自分用に買って食べてみます
 

         
         モンサンクレール マカロンアソート
左からフランボワーズ、きなこ、ピスタチオ、シトロン、ショコラ。

         
         ショコラ
         
しっとりとしていてクリームも大め。
フランボワーズはクリームとジャムの2層でした。
ピスタチオはピスタチオ・豆!っていうのがはっきり判るくらいで…このくらいのを待っていました!
というわけで、今のところ食べた中でここのがいちばんお気に入り。
テオブロマのや、WAKOのマカロンも食べてみたいですけどね。



         
         コンフィチュールアッシュ ホワイトデーバウム
 
         
直径7.5cmのミニバウム。
小麦粉をいっさい使わず、米粉100%だそうです。
このホワイトチョコのとろ~んがそそります。

         
イチゴ味、ホワイトチョコでかなり甘め。
でも甘さがおいしく感じるのはバランスがいいんでしょうね。
あっという間になくなってしまいました。
米粉100%っていうのは、書いてなければ気付かないと思いますが、そういわれてみるとふわっという感じがなくて、しっとりが強いです。
もっとたくさん食べたかったです。



ももちどり(参宮橋)

2009-03-14 20:19:58 | グルメ
ふんわりパンケーキのももちどりツアー、ついに決行。

お店は席数が少ないので3人以上なら予約したほうが良いというのを読み、予約して行きました。

お食事パンケーキ。
粗挽きソーセージが付いたチーズが掛かったパンケーキもありましたが、あと土日限定のカレーもありましたが、
バターミルクパンケーキ(基本です!!)とサラダとスープのセット1,100円

           
           これがバターミルクパンケーキです。

少し小振りのパンケーキ3枚重ね。
お食事パンケーキですが、蜂蜜とメープルシロップがついてます。

ふわっふわ   です
噂に違わぬふわふわパンケーキ。
絶品


           
           サラダ
お野菜がすごくおいしいです。
ドレッシングが付いてますが、ごく少なめにかけて食べました、野菜の味がおいしくて。
塩で食べるのも良さそうだな~。
じゃがいもは半分ごろん。
葉っぱもスナップエンドウもシャキシャキ。
私は缶詰とかのヤングコーンが苦手なんですけど、ここのはとってもおいしいと思って食べました。

           
          エンドウマメとブロッコリーのポタージュ。
これも旨い。
熱々を一気にいただきました。
エンドウの莢の細切りが散らしてあり、これも食感が良い。


当然、デザートに甘いパンケーキも食べる気でしたが、このセットでかなり満腹しました。
ちょっとシェアしてもデザートは難しいかなということになりました。
が。

1時間くらい喋っていたら腹にヨユウができ、3名でひとつパンケーキを頼み、それぞれコーヒーなどを。

         
       自家製塩バターキャラメルのパンケーキ。生クリーム添え。

お食事パンケーキより少し大きめサイズのパンケーキが3枚。
別添えで塩バターキャラメルクリーム付。
ふわっふわパンケーキに塩バターキャラメル。
鉄板です。

コーヒーも、クセがなくて飲みやすくておいしかった。
カップは小さいですが、小さいポットにお代わりが入っていて良心的。

こちらは店内の雰囲気も使っている食器もとてもかわいいんですが、店内は撮影禁止だったので、お料理写真のみ。
サラダやスープが入っている器もずっしりしていそうなのに持つととても軽くて使いやすそうでした。


          
          塩バターキャラメルクリーム 1,050円

かなりほろ苦みが強い塩バターキャラメルがおいしかったので、買って帰りました。
帰ってきたばかりだけど、ももちどりまた行きたい


ところで帰りに寄った参宮橋駅ちかくのパン屋さんのパンもとてもおいしかったです。
ここもぜひまた行きたいです。

ストロベリーアフタヌーンティー(ザ・ペニンシュラ東京/有楽町)

2009-03-08 21:18:20 | スイーツ♪
前述のCovaでランチのあと、お向かいのペニンシュラ東京でお茶。

さすがに土曜のペニンシュラのカフェは激混み。
特に1Fのカフェは長蛇の列なので、B1のカフェへ行きました。
こっちはちょっと普通の喫茶店ぽい雰囲気です。

ただお茶くらいのつもりが、ちょうどアフタヌーンティーの時間とぶつかっており、ランチを食べて1時間くらいしか経っていないというのにアフタヌーンティー。
だって、ワッフルとお茶のセットが1,500円でアフタヌーンティーセットが2,000円なんですよ。
お得感にも惹かれてつい…

今は季節でストロベリーアフタヌーンティー。
こちらはそんなに並んでいないのでつい待ってしまいましたが、結局1時間ほど並んでしまいました。

              
アフタヌーンティーのよくある3段重ねじゃなくて、観覧車のような器。
この器かわいいなーと思いました。
場所も普通のより取らないし、ちょっと欲しいと思った。

           
           ターキーとチェダーチーズのサンドウィッチ
う、薄暗くてピントがあわない
薄暗い理由はのちほど。
ちょっとパンぱさぱさ?お味もイマイチ。
           
           
           スモークサーモンとクリームチーズのサンドウィッチ
サンドウィッチはこっちのほうがだいぶおいしかった。
好みもありますかね~。

           
           スコーン。レーズン入り。
イチゴジャムとクロッテドクリームが付きます。
さっくりスコーンではなく、柔らかくてふわっとスコーン。
私はもっとさっくりタイプが好きです。

                
          メレンゲスティックとイチゴ風味のジャージー牛クリーム。
このクリームはとってもおいしかったです。
これをつけてスコーンやワッフル食べたいなー。
こちらのスコーンは柔らかくて軽い感じだからどっしりしたクロッテドクリームよりこういう軽いほうが合うかもよ?余計なお世話か

           
           イチゴのマドレーヌ。
こ、これは正直ちょっと油が出てました。
焼いた次の日のお菓子みたいな味で、だいぶNG。

           
           イチゴのタルト
下のイチゴのムースもですが、イチゴがとってもおいしかったです。
ケーキ自体もけっこう甘いのにイチゴを甘いと感じる。
このあたりはさすが、なんでしょうね。

           
           イチゴとホワイトチョコのムース


B1は席数が少ないので、廊下にもテーブルを並べて席を作っているのですが、そちらの席になってしまいました。
5人という人数もあったんでしょうけれど。
ほんとうにホテルの通路なので、同じメニューをいただいているのに高級感はまったく感じられずにちょっと悲しい気分になります。
ちょっと暗いし、風はスースーしてるし、通行人は通るし。(しかも通行人に、あらこんなところに、みたいにちょっとびっくりして見られるとヘコむ…)

アフタヌーンティーとしてはミッドタウンのリッツカールトンのほうが格段に雰囲気も味も良かったです。
リッツのほうがお値段も倍くらいだったので、比べたら可哀想な気もしますけれど。
リッツはスコーンが凄くおいしい、とか、いちいち印象に残る味でしたが、今回一番印象に残ったのは「苺がおいしい」だったので、残念…。

ケーキをお土産で買って帰ったんですが、お土産のケーキはとってもおいしかったです。
お店で食べたものよりぜんぜんおいしくて、このケーキはまた買って帰りたい!と強く思いました。

そんなケーキは


           
           ベリートンプソン 580円
スポンジにラズベリーソースを染み込ませてココナッツパウダーを散りばめてあるのがこの上下2段のスポンジ。
中には生クリームの間にストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー。
不思議な外見に惹かれて買いましたが、ココナッツも意外と合っていてバランスの良いおいしさ。


           
           ポットドフロマージュ 650円

チーズケーキかーと思っていたんですが、上に細かいスポンジが飾られ、生クリームの下にチーズクリーム。
生クリームとチーズの間にストロベリー、ラズベリー、ブルーベリーがけっこうたくさん入っているという嬉しいサプライズ。
チーズクリームはあっさり系。


           
           ヤミー 700円
栗のクレームブリュレということでした。
上にチョコレートのスポンジが乗ってます。
これはずいぶん柔らかくてしっとりとして、濃厚なチョコレートでした。
下にはカスタード味のクリームに、カットしたバナナがたくさん入っています。
そして最下層に栗クリームと栗の粒。
おいしかったです~

ケーキ類みんな生クリームの味が至福でした。
ケーキはまた買いたいです。

Cova(有楽町)

2009-03-08 15:02:49 | グルメ
ヘミングウェイの小説『武器よさらば』に
「コヴァでキャサリンへのお土産を何か買いたかったのだ。
コヴァに入るとチョコレートを一箱買い…」
と登場したり、スタンダールが通っていたり、と伝統あるカフェだそうです。

Cova東京店は有楽町電気ビルヂング1F。
電気ビルヂングは虎ノ門や東京駅に昔からあるようなオフィスビルなので、そこにあるというのはちょっと味気ない感じがします。
向かい側はペニンシュラ東京ですが。

ランチをいただきました。

3,800円のビジネスランチです。
量は一品一品が少なめで、このあとお茶でケーキも食べましょう、というくらいの満腹感でした。

            
            前菜盛り合わせ
上から時計周りに、かぼちゃのムース、アマレット掛け
お魚のムース、手ごねミートボール。
割と無難な感じです。

            
            本日の手打ちパスタ
菜の花とベーコンのタリアテレ
やっぱり手打ちパスタは、家ではなかなか食べることができないので嬉しいです。
菜の花も乗っていて季節感もあってよかったです。


           
           主菜
主菜は魚2種(真鯛のソテーと、鯛と貝類のスープ仕立て)、肉2種(チキンのチーズ野菜ロール、子牛のカツレツ)から選べます。

なんか珍しいのでチキンのロールにしてみました。
普段選択肢でチキンがあると、骨があったりして食べづらいので敬遠しがちというのもあり。

野菜などの具材がふんだんに入っています。
他の人たちのメインも、けっこう野菜がたくさん使われていました。


           
           デザート盛り合わせ

ベリーのタルトとチョコとバニラクリームのケーキ。
チョコレート類が有名らしいお店なのでデザートに期待でした。

上のチョコとバニラのケーキは平凡で印象に残らない味でしたが、ベリーのタルトはおいしかったです。

とはいえ、ケーキ類はこの後行ったペニンシュラの方が格段においしかったです。
再訪は、カフェとしてならあるかもという感じでしょうか。

イタリアの食材

2009-03-06 00:33:00 | グルメ

代官山へ行く用事があり、興味があったので寄ってみたEATALY
イタリアの食材が売られていたり、イートインがあったり、バールがあったり。

パン屋さんもあって、でも個人的にはパンはイマイチ。
売られている食材の種類はかなり多い。
見慣れないもたくさんあり、けっこう長い時間見てしまいます。

幾つか買いました。

レンズ豆や麦のカラフルな袋入りミックス、煮てスープの具として使うもの(写真なし「女神のスープ」って名前ついてました)や、とうもろこし粉のクッキー、パスタ。

中でも今回一番面白かったのがこれら。


        
        パルメザンチーズのクリームソース。
        パスタやリゾットにお使いくださいって。

        
        中はこんなです。



        
        チーズリゾット作ってみました

キノコがあるかなぁと思ったらなかったので、具はタマネギとあさつきだけ。
でもなかなかプロ仕様な味に仕上がります。
料理が上手になった錯覚を起こします


        
        ラルド。

要はラードです。
豚の脂をハーブと塩で燻製にしています。
薄~くスライスしてトーストに乗せてバター代わりにして食べたり、スープの具にしたり、フライパンで炒めて炒め物の油と香り付けと塩っ気にしたりと、いろいろ活用するらしいです。
チーズや生パスタなんかと並んで売られており、こんな食べ物があるんだー、と興味が湧きましたが、わからないので小さめのを買ってみました。
完全脂身じゃなくてちょっとだけ肉の部位もあります。


        
           ラルドオンベーグル
このぺったんこな情けないベーグルは自家製

        
もっと薄~く切ってもいいかもです。
おいしいけどちょっとくどいかな。
なんというか、ああ、欧米人の食べ物だなと思いました。