以前ハードカバーで読んだのですが、映画になったと話題になっていてもう一度読みたくなりました。
中学でいじめにあい、学校へ行けなくなってしまった主人公の少女、まい。
彼女はしばらく祖母の家に滞在することになる。
母の母であるのに、キャリアウーマンで料理もあまり作らないようなまいの母と違って、山の中で自給自足に近いような生活をしている祖母。
卵は飼っているニワトリから採り、山に生えている果物でジャムを作り、庭のハーブでお茶を作る。
祖母は日本へ教師としてやってきて、日本人であるおじいちゃんと結婚したイギリス人だ。
まいは祖母の家系は昔魔女であったと聞く。
そして祖母の元、魔女修行をすることを決心する。
洗濯の仕方やベッドメイクの仕方などを色々教わりながら、まいは魔女の心得を教わる。
それは魔法の使い方などといったものではなく、生活の知恵、自分を強く持って生きること、といったものだった。
いじめで登校拒否になった少女が田舎暮らしの祖母の元で生活して自分を取り戻してゆく、とこの話を要約したらなんと詰まらないことだろう。
しょっぱなから出てくる、到着したまいとまいの母にサンドウィッチを作るために庭のキンレンカを採って来るシーン。
野の果物を取ってきて砂糖と煮詰めてジャムを作る。
たらいに湯を入れてシーツを洗濯するところ。
まいと祖母のなにげない日常会話。
ひとつひとつの文章が暖かい。
短い話だけれど、大切に読みたい、そんな話です。
夏終わり…まだ暑いですが、真夏の暑さは去ったので、
秋の植え替えシーズンです。
家へ来てぐったりしてしまったなりにおぶおぶも玄さんも育ちました。
鉢がもう狭そう!
植え替えました
ちょっと持ち上がって回復してきたおぶおぶ。
だいぶ長くなった玄さん。
おぶおぶも玄さんも先月に比べるとやっぱり成長してました★
植替えはまだ不要な大きさと植木屋さんに言われましたが、ガガも先月に比べると大きくなってます。
しかし成長した先端が細いので、もっと水を遣れというアドバイスもいただきました。
おぶおぶは夏、週1くらいでも良いようですが、ガガは3日に1遍くらいは必要みたい。
そして…
秋といえばコノフィツム。
このところ色々アドバイスもいただいている池袋西武の屋上で、「秋のサボテン、多肉植物フェア」をやっているので行ってきました。
家にお迎えしたのは
雨月
蛇の目
ちょっと妖怪の名前みたいですね。
トシ・ヨロイヅカのケーキ購入。
店内が混雑しないよう、お客さんを5~6人に制限しているため、たいていの時間は店外に行列している。
それでも少し落ち着いたのか、私が行った15時頃、店内カフェのほうは並んでいませんでした。
MTフレーズ
ショートケーキです。
まあ割と普通でした。
MTフレーズ、MTってなんだろう?
ケーゼ
チーズケーキでした。
濃厚なのをなんとなく想像していたら、ずいぶんあっさりとしていました。
もっと食べたい気分で終わる。
でも、それがいいのかも。
タルトタタンバナンヌ
林檎ではなく、バナナのタルトタタン。
まあ、バナナはバナナでしたね。
でも、外側のパリパリのパイ生地とか、中のカスタードクリームがさすがにおいしかったです。
そして一番ボリューミー。
半分食べたんですがけっこうこれを食べた途端、お腹にずしっときました。
カシス
美しいです~
完全に見た目に惹かれて買いました。
フィギュアにして欲しい感じです。
ムースはずいぶん軽めで、大きさ的にも小さめ(細め)なので軽く数口で食べてしまいます。
今回の中で一番!をあげるとしたら、意外にもケーゼかもしれません。
箱を開けたときはいちばんどうでもいいかなと思っていたんですが。
見た目ではありませんね。
そんなに混雑していないなら、一度中でも中でしか食べられないようなスフレとかそういったお菓子を食べてみたいです。
近未来のアメリカとの国境近くのメキシコの砂漠地帯。
そこでは麻薬王エル・パトロンがオピウム国という一大帝国を築き、支配していた。
主人公マットは年老いたエル・パトロンのクローンとして生まれる。
クローンは法的に認められているが、生まれると同時に注射で知性を奪われて臓器移植用などの用途として使われ人間として認められていない。
その注射はされず、6歳まで周囲と隔離された小屋で料理人のシーリアが母親同然で大事に育てられたマットは、ひょんなことから外に出てしまいエル・パトロンの屋敷へ行ってしまう。
そこで彼は自分がクローンであるということと、クローンがどういうものであるかという事実を知らされる。
エル・パトロン、シーリア、用心棒のタム・リンや少女マリアといったほんの一部の彼を大切にしてくれる人以外からは蔑すまれ、忌み嫌われ、時にはあからさまな悪意から恐ろしい目に遭わされたりし続けながら彼は成長してゆく。
長ずるにつれて次第に知性や才能を開花させてゆくマットは、自分が将来エル・パトロンの後継者になるという夢を持ち始める。
しかしそれは彼の幻想に過ぎなく、14歳の誕生日を迎えた日、彼の未来には恐ろしい結末が待っているだけであることを知ってしまう。
そしてそこからマットの本当の旅立ちが始まる。
ジュブナイルだということなのですが、とてもダークな話です。
主人公の設定からして麻薬王のクローンですし、しかもクローンの存在、人権全否定です。
マット自身もだんだん自分の中にエル・パトロンの分身たる残酷な面があることも自覚してきます。
ですがストーリーとしては少年マットの成長物語で、読後感の後味は悪い話ではないです。
面白いし、大人が読むレベルでまったくOKだと思います。
巷で流行っているライトノベルとかいうものの方が、よっぽどお子様向けです。
話のかなり最後のほうで、『蝶々夫人』のハミングコーラスが流れる場面があります。
この曲が好きなこともあり、やや残酷な場面ですが印象的で好きです。
ワーナーで映画化されるという話も出ているようで、実現したらぜひ見てみたいと思います。
軽井沢編、最後に…旧軽井沢銀座。
原宿みたいですね~。
8月ですし平日とはいえ、なかなかの混雑っぷり。
年齢層が幅広いのと犬が多い、と思いました。
まずはお約束、ミカドコーヒーのモカソフトを食べたい。
幸い店内喫茶に入れました。
モカソフト(プルーンつき)
モカフロート
私はモカソフトにコーヒーも付いてお得!と思ってコーヒーフロートに。
モカソフトはあまり甘くなくてさっぱりしています。
ですが、最近のお菓子っておいしいですからねえ。
このお店ができた頃なんかはすごかったのかも&その頃の思い出がある人にとっては懐かしい味かもしれませんが、初めて今食べた私は正直、
別にフツウじゃん…
と思いました。
あとフロートについてるアイスコーヒーが異常に苦い!
上にアイスが乗ってるから?
それは他のコーヒーを頼んでみないと真偽のほどはわかりませんけど。
この店が異常に混んでいる理由はあまりよく判りませんでした。
それから駅で貰ったタウン誌の写真がおいしそうで惹かれて行ったジャムの沢屋のテニスコート通り店で販売されているピロシキ。
ピロシキのドリンクセット
ドリンク写ってないけど
アイスコーヒー頼みました。
モダンなお皿ですね。
こんな感じの写真です、私がヤラレたのは。
皮はちょっと厚めでパリっとしてます。
フランスパンっぽいというか、巣鴨のファイト餃子をちょっと思い出しました。
具はすごくたっぷり
ひき肉、タマネギ、そしてゆで卵。
ソーニヤやバイカル(ともにロシア料理店)が本格派とすると、なんかすご~く素朴です。
辛くない具沢山カレーパンって感じもします。
でもこれはこれでかなり好き。
テイクアウト(揚げてないヤツ)したいと思いましたが、揚げたものしかテイクアウトしていないということで、ううん、残念。
「一房の葡萄」もそうでしたが、まあ、なんでも手に入るばかりでなく、ここへ来ないと食べられないっていうのもいいかなって思いました。
あと写真は写してませんがガイドブックの写真に惹かれて買い食いしたのが「ちもと」のおだんご。
しょうゆ味のおだんごで、近所で買うのよりだいぶ高いし期待したですが、味はまったく普通で期待はずれでした。
同行者が母だったので、意外とケーキの食べ歩きなんかはできませんでした。
他にも行きたいお店がまだまだあったので、また行きたいです。
お薦めなんかも聞いてみたいです。
軽井沢南、塩尻湖タリアセン。
美術館、スポーツスペースなどがあります。
ちょっと季節外れですが、イングリッシュローズガーデンもあります。
そして入り口脇にある喫茶店「一房の葡萄」
店名から伺えるように、有島武郎ゆかりのお店。
その昔は別荘だったようです。
落ち着いた店内。
スコーンとアイスティー
ほんとはミルクティーといきたいところでしたが、ちょっとこの日は暑かったので。
ただし、この店内は緑のお陰か、冷房がなくても涼しいです。
ブルーベリージャムとクロッテドクリームが添えられたスコーン。
かなりおいしいです。
お土産に買って帰りたかったのですが、テイクアウトはしていないそうです。
残念!!
でもここへ来て食べるのがいいのかもしれませんね。
アイスティーもちゃんと紅茶の香りが良くておいしかったです。
ラズベリージュースもひと口貰いましたが、かなり濃くておいしかったです。
良いお店だ