チョコレート空間

チョコレートを食べて本でも読みましょう

窯出しガナッシュ(ガトー・ド・ボワイヤージュ)

2006-02-13 10:16:09 | スイーツ♪

茶色の焼き物の容器に入っています。
広告で見た印象より大きく直径12cmくらい?
中身はスプーンですくえる生チョコタイプのケーキ。
賞味期限は2日間だそうです。
甘味は強くなくあっさりした、しかしとてもコクのあるお味。
ふたりで食べましたけどひとりで1個楽勝でいけますね!
この大きさ、お味で¥525というのはお値頃だと思います。
そして箱の後ろを見ると㈱ブールミッシュ。
あ、吉田菊次郎さんのお店なんだ!


フィガロ(DEMEL)

2006-02-04 22:01:19 | スイーツ♪
デメルの新作らしいです。
一見BABBIのウエハースに似ています。
これはブランデー入りガナッシュ、チョコレートが4層になっているものです。
ベビーピンクのカワイイ箱に金と銀の包み紙で4つ入っています。
1,365円なり。
ここはチョコレートなんかは甘めなんですよね。
ま、ザッハトルテとか基本的にすごく甘いみたいだし。
これもやはり甘いです。
1度に1個食べれば満足です。
おいしいけどリピートはないですかね。
さっきの鎧塚さんのは機会があればリピ購入したいと思いますけど。

ショコラコアントロー(トシ・ヨロイヅカ)

2006-02-04 21:46:10 | スイーツ♪
恵比寿にあるトシ・ヨロイヅカ。
バレンタインということでチョコレートと蜂蜜だけ百貨店の特設会場に出ていました。
ショコラコアントロー、8個入り945円。
ビターの生チョコレートは生クリームの風味がけっこうあり、柔らかさがちょうど良いです。
オレンジは香りますがあまりお酒っぽさは感じません。
お酒が効いているお菓子の方が好きですけどそれは抜きにしても十分おいしい。
これはこのお値段で買えるのはお手頃と思います

くもはち-偽八雲妖怪記-(大塚英志/角川文庫)

2006-02-01 13:56:24 | 
小説とマンガ(画:山崎峰水)と両方を借りて連続して読みました。

1。怪談と十五銭
2。河童と白足袋
3。布団と私的理(ヒステリー)
4。蜂蜜と外套
の4編からなります。

主人公の語り手はのっぺら坊。
「ぼくがまだのっぺら坊だった頃の話…」と始まって、彼がくもはちと名乗る右目が義眼の怪談作家と知り合い、顔だけでなく名前もなくしていた主人公がくもはちに「むじな」と名付けられて彼の挿絵画家となり、怪談のネタを探すという名目から様々な怪事件に巻き込まれるというあらすじです。
1。はくもはちとむじなの出会う話。
ふたりは小泉八雲の葬式で夏目漱石と出会う。
漱石の被害妄想的話を聞き、くもはちは自らの持ちネタの怪談を話します。
マンガにはこの1。がなくて代わりに原作にはない1篇が入っています。
1。はストーリー上とても重要なのですが割愛されたのはマンガという媒体であるためでしょうか?
2。~4。もそれぞれこの時代の著名な作家と妖怪が出てくるのですが、それを話してしまうのはちょっとネタバレです。
大塚英志というと『多重人格探偵サイコ』などをはじめとしたマンガの原作のイメージがあるけれど、なんと学習院女子短期大学の非常勤講師をされているんですね
多重人格探偵サイコ(これきっとタイトルつけた時と完全に内容変わってるんだろうなぁ…)、木島日記などはスタイリッシュではあっても暗い重い内容ですがこちらはずいぶんとイメージが違いました。
話もひねりすぎていないし、全体的に肩の力の抜けたほんわかとした感じ。
「怪談」にはほど良い雰囲気かと思います。
理に落ちてしまうのは現代の怪談ですから。
ただどれをも通しても思うのは「フェイク」にとてもこだわりを持たれているです。
1。~4。でキレイに話は完結していますがもう少しシリーズで続けて欲しい気もします。