アンフェアなのは、誰か
そんな文が書かれた木の栞が殺人現場に残される連続殺人が起こる。
被害者同士にまったく接点はない。
その後事件どおりに書かれた『推理小説・上巻』が「3千万で落札せよ」というメッセージと共に警察と出版社に送られてくる。
最初に本ではなくテレビで篠原涼子主演の『アンフェア』というタイトルになっていたドラマを見て、テレビドラマの推理物にしては設定が凝っていて面白い!と原作を読んだという順番でした。
自らの書いた小説にのっとった殺人、その犯人が逮捕されたかと思ったところでまたしても
「アンフェアなのは、だれか」
というメッセージがつけられた幼女誘拐。
その誘拐の身代金は、誘拐を公開して全国に「被害者を助けたければ何億集めろ」と、被害者の母親の口座に募金をさせるという募金型誘拐。
身代金の集金法も母親に指定した会社の株を買わせて一気にその会社の株価を上げるというもの。
そしてこの事件も解決したように思われた後に「X(バツ)」マークを被害者につけた連続殺人が…。
ということだったんですが、原作はなんとドラマの3~4話あたりのところで終わり。
あれ?
募金型誘拐は?
バツマーク殺人は?
ってゆーか犯人違うんだけど…
という驚きが。
小説は小説なりの細かい心理的描写はあるものの、原作よりドラマのほうが手が込んでるというパターンは初めてかも。
それともこの主人公、雪平夏見刑事の続編を書いているというのでそのあたりの話が入っているんでしょうか?
すごく謎。
ドラマもドラマで最終話はちょっとこじつけめいていましたが。
ドラマで手の込んだ推理物の場合、これって犯人を視聴者の意見でいちばん少ないとか意外性があるとかだけで決めたんじゃないの?
ストーリーとしてはどうなの?
と思う時があるんですが(昔やっていた「QUIZ」とか)今回もその感は否めませんでした。
って、小説「推理小説」の感想というよりドラマ「アンフェア」の感想になってしまいました。
だってそのくらいインパクト薄かったんですよ、原作。
言いついでにもうひとつドラマに関して言えば、最終3話目くらいでその回のサブタイトルで真犯人をばらしていたのがなんでそんなことをしやがったのかとても納得いきませんでした。
えーと、原作の秦建日子さんは元々ドラマの売れっ子脚本家でアンフェアは小説デビュー作らしいです。
ドラマ化の脚本は別の方が書かれているということでした。
しかし、最近では映画「チェケラッチョ!」の原作を書かれていたりと作品の幅は広い方のようですね。
そんな文が書かれた木の栞が殺人現場に残される連続殺人が起こる。
被害者同士にまったく接点はない。
その後事件どおりに書かれた『推理小説・上巻』が「3千万で落札せよ」というメッセージと共に警察と出版社に送られてくる。
最初に本ではなくテレビで篠原涼子主演の『アンフェア』というタイトルになっていたドラマを見て、テレビドラマの推理物にしては設定が凝っていて面白い!と原作を読んだという順番でした。
自らの書いた小説にのっとった殺人、その犯人が逮捕されたかと思ったところでまたしても
「アンフェアなのは、だれか」
というメッセージがつけられた幼女誘拐。
その誘拐の身代金は、誘拐を公開して全国に「被害者を助けたければ何億集めろ」と、被害者の母親の口座に募金をさせるという募金型誘拐。
身代金の集金法も母親に指定した会社の株を買わせて一気にその会社の株価を上げるというもの。
そしてこの事件も解決したように思われた後に「X(バツ)」マークを被害者につけた連続殺人が…。
ということだったんですが、原作はなんとドラマの3~4話あたりのところで終わり。
あれ?
募金型誘拐は?
バツマーク殺人は?
ってゆーか犯人違うんだけど…
という驚きが。
小説は小説なりの細かい心理的描写はあるものの、原作よりドラマのほうが手が込んでるというパターンは初めてかも。
それともこの主人公、雪平夏見刑事の続編を書いているというのでそのあたりの話が入っているんでしょうか?
すごく謎。
ドラマもドラマで最終話はちょっとこじつけめいていましたが。
ドラマで手の込んだ推理物の場合、これって犯人を視聴者の意見でいちばん少ないとか意外性があるとかだけで決めたんじゃないの?
ストーリーとしてはどうなの?
と思う時があるんですが(昔やっていた「QUIZ」とか)今回もその感は否めませんでした。
って、小説「推理小説」の感想というよりドラマ「アンフェア」の感想になってしまいました。
だってそのくらいインパクト薄かったんですよ、原作。
言いついでにもうひとつドラマに関して言えば、最終3話目くらいでその回のサブタイトルで真犯人をばらしていたのがなんでそんなことをしやがったのかとても納得いきませんでした。
えーと、原作の秦建日子さんは元々ドラマの売れっ子脚本家でアンフェアは小説デビュー作らしいです。
ドラマ化の脚本は別の方が書かれているということでした。
しかし、最近では映画「チェケラッチョ!」の原作を書かれていたりと作品の幅は広い方のようですね。