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お伊勢参り(鳥羽~伊勢市河崎)20121019-20

2012-10-22 21:13:24 | Weblog

お伊勢参りをして宿泊は鳥羽。

ホテル・アルティアさんに宿泊。
ここに決めた理由は、いろんな宿泊HPの口コミを見ていてマイナス評価がほぼ見当たらなかったことと、今年20周年でお料理のキャンペーンをやってらっしゃり。
そのメニューにハート射抜かれました

ホテル全体の感想としては、建物自体はちょっと年代を感じる部分があったり、お部屋やお風呂やサービスは普通でしたが、料理はほんとに良かった!
料理ここで良かった!(食いしん坊万歳!)

さて、お伊勢参りに続いてふたつ目のメインイベント、夕食のご紹介です。


       
       前菜  毬栗 秋刀魚八幡巻 銀杏芋 松葉柿 零余子南瓜
アルコールだめなので食前酒を柚子蜜に変えていただきました。

       
       松茸土瓶蒸し 
松茸、たくさん入ってた。すごくおいしかった、一生飲んでたいくらい。
人生2回目か3回目の土瓶蒸しじゃないかな。貴重!

       
       お造り  伊勢海老、ひとり1尾! 
            とウニ、マグロ、アオリイカ
伊勢えびの1尾ってけっこうちょっと。
でもお刺身類はさすがに海の近く。新鮮でおいしかった。

       
       穴子1本寿司
穴子好きとしてはにやにやしちゃうメニューです。
白焼きで、柔らかかったけど、やっぱり煮穴子の方が良かったなー。

       
       
       焼き物  鮑の炭火焼。
これもなんと、ひとり1個
なんたる贅沢でしょう。数年分の贅沢をいちどにしたかもだよ。
鮑は柔らかくておいしかったです。
お隣のかごの中には焼いた肝と、なぜかきゃら蕗。

       
       伊勢鶏つみれ仕立てと海老芋の含ませ煮。
ちょっとひと休み、落ち着けよ、って感じのひと皿。

       
       台物  松坂牛の石焼。
意外と牛肉って、実は会社の近くのハマっていうステーキハウスのランチのお肉の方がおいしかったりするんだ。と、心して食べた。
おんなじくらいおいしかった!(この評価はどうなのか?)
すごく柔らかくて、たれが2種類と塩がついてきたんだけれども、塩で食べるのがいちばんおいしかった。
たまねぎは焼肉のたれみたいな甘いたれがおいしかったけど。

そしてご飯と香の物が出て。
お米がもっとおいしいと良かったな。
うちのご飯のほうがおいしいよ?

       
       留め椀  伊勢海老の赤味噌仕立て。
あ、さっきのお刺身の伊勢海老さんですよ。おかえりなさい。

       
       デザート  蓮台寺柿のブランマンジェと栗の葉餅。
デザートもおいしかったです。
和食にするとデザートが貧弱で寂しかったりするので、このようにブランマンジェとか洋食取り入れていただくのは良いな、と思いました。

翌朝の和洋食バイキングはごにょごにょでしたが、いや、ほんとにここに決めて良かった。
夕食ほんとにおいしかったです。


       
そうそう、料理だけみたいに言っちゃったけど、もうひとつ良かったのが全室オーシャンビュー。
着いたときはまっくらだったので、景色はまったくわかりませんでしたが、翌朝は日の出から堪能させていただきました。

そしてこの日は鳥羽水族館へ。

       

                   
うわー、やっぱり水族館って楽しいぞ。
     
     コブシメさん

  
ちょっと怖い穴子さんアパート。
                 
                 コブシメ基地
                  
アマゾンの川魚。
                      
スナメリは回ってきては必ず目の前でしばらく立ち止まってこっちを見ているかわいい子が。
でも常に動いているので写真がぶれぶれ。

  
カピバラさん
             
         飼育員のお姉さんがプロの芸人さんみたいで漫才見てるように面白かったセイウチショー。


ほんとは鳥羽でお昼の予定だったけど、お腹が空かないのでそのまま伊勢市駅へ。
昨日は時間がなくて見られなった、レトロな町並みの河崎へ。

           
ここは昔水運業が盛んだった頃に商人町として発展していたらしい。
今でも残る古い町並み。

           
蔵を使った雑貨屋とかカフェとか。

でもね、もっと川越とかのようにもっと賑わってるのかと思ったら、お店はほんの数軒。
なんだろう、このくらいの規模ってことなのか、再生しきれなかったってことなのか。

正直、あまり見るべきものはなかった。
これだったら鳥羽にそのままいて夢二乱歩館へ行ったほうが良かったかもね。

           
そんな中で帰り道でちょっと素敵な雰囲気の神社発見。
中へ入ってみたら、入り口小さいのに意外と広い。

  

              
              吉家稲荷神社というそうです。

時間があったので、駅前に戻り、また外宮を見たり。
そして遅めのお昼をとろうとしたら、ほんとうに外宮界隈はお店が少ないんですね。
もうランチタイムはずすと、食べるとこあんまりないんです。
大丈夫なのか、伊勢市駅界隈。
駅も小さかったし。
キオスクが1軒あって、伊勢神宮と逆側のホームは江ノ電の改札みたいにホームから直接出口だし。

で、それはともかく参道沿いの大衆食堂入りました。
食券買って、やかんでお茶セルフサービスみたいな。いそべやさん。


       
        海老丼。
大きくない海老だけど、(ひと口目は衣なの)3尾入っていたし、おいしかった。
案外ここで良かったなー。
    
        
             
外宮を見てから、けっきょく内宮近くの赤福本店は入れなかったので、外宮前の赤福特設店(って書いてあったの!)で赤福食べた。
赤福、安定のおいしさ



            

1泊2日の旅でしたが、お伊勢参りだけなら一日あればまわれますね。
また数年したら行きたいなって思いました。
泊まるのは、また鳥羽あたりがいいかな


お伊勢参り(外宮~内宮)121019

2012-10-21 15:40:59 | Weblog

人生初のお伊勢参りへ。
割と急に思い立って行きました。

                   
今回のお連れは今月我が家へやってきたイヌジマ様!(と母)
東京駅から名古屋まで新幹線のぞみ、名古屋から近鉄特急で伊勢市駅まで。

伊勢神宮に関してまったく知識がなく、直前に買ったガイドブックから知識を得る。
外宮→内宮という順でお参りするとか、外宮と内宮バスがあるけど、電車でふた駅くらい離れてるとか。

そして伊勢市駅へ到着!

          
外宮までの参道、ちょっと、平日だからってなにこの閑散具合は!?
日本一の神様のおわす町だよね?
時刻は10:30ですが…。
駅もかなり地味だったしね。

外宮は、参道を通り、敷地に入ったとたん、空気がひんやりとして清清しい。

          

         

          
奥の方は山だし、木がほんとうにたくさんあるから。
しかも樹齢何百年くらいなんだろう?っていう大樹がばんばん生えてる!
さすがだ!

        

           正宮。
 
        

        
正宮前にある三ツ石。
人が手をかざしてるから、なんぞや?とその場で検索。
式年遷宮の際にお祓いをする場所で、手をかざすと暖かさを感じるというパワースポットで有名らしい。
どれどれ。

ほんとだ。
なんでだかほんとに暖かい。と、感じた!
母も暖かい!と手をかざす。
   
           
イヌジマ様もパワーをいただいてください。


      

多賀宮へ向かう石段。

      
       多賀宮

来年の式年遷宮に備えてあちこち工事していたのですが、ヒノキの香りがしてまたそれも良い感じ。
来年のは第六十二回だそうですが、第一回が持統天皇何年だかとか、歴史の古さが尋常じゃない。
出口の近くにあった木も、平清盛が参拝に来たときに…とかね。


そしていよいよ内宮へ。

内宮前の参道あたりは、おはらい町やおかげ横丁といったお土産街が並ぶ。
外宮の閑散さとは打って変わったにぎやかさ。
楽しい雰囲気だけど外宮のある伊勢市駅前界隈の廃れっぷりが心配になるよ!

      
       おかげ横丁。
町並みがこんななんでセピアで撮ってみました。

      
        ぬこ。

      
       横丁焼き。
今回あんまり買い食いできなかったけど(ご飯食べられなくなりそうとか心配して)これ、おいしかった。
恵比寿様の形した人形焼で、あんこか芋餡。 お芋にしました。

      
      赤福本店

混んでいたので入りませんでした。

      
       セピア攻撃

      

 
      
       玉子入り伊勢うどん@岡田屋さん
伊勢うどんというものを初めて食べましたが、てっきり讃岐うどんのようなこしのあるもっちりうどんかと思ったら。
真逆なんですねー。
こしがとことんなくなるまで煮込んだ太いうどんに、濃い味のたれ。

すみません、私は二度と食べないと思います。

そして内宮へ。。。

     
この橋!テレビとか雑誌でよく見るのはこれだね!

     
      いってきます

     
        神鶏じゃ。
     
     宮内を流れる五十鈴川
     
      水は意外とぬるかった。

     
      正宮
やはり正宮は鳥居をくぐって最初の門しか入れません。

  
イヌジマさまが正宮前でお戯れになっている真後ろを中谷美紀さんが通りました。
ああ、不審者がいるとか思われてたらどうしよう(涙)

                   

     
      風日祈宮

こんな感じでお伊勢参りは3時頃には終了しました。
神社仏閣というと、京都や鎌倉のようなイメージがありましたが、ぜんぜん違った。
そうか、ここは日本に仏教が伝わる前の神様を祀ったところなんだ、と思いました。

派手な装飾、塑像は一切ない。
建物も萱葺き屋根のちょっと立派な穀物保存倉みたいな建物があるばかり。
豪華さでありがたみをアピールするのではないんだなあ。
もちろん、立派な木材を使ったりしてそういう意味では豪勢なんだけれども。

ここは私だったら学生の頃に来ていたら良さがかけらもわからなかったろうな。
この歳くらいで来て良かったかもしれない。
静謐さと、圧倒的な時間の力を感じました。