庭の夏みかんの木が枯れてしまってからはマーマレードを作る夏ミカンを手に入れるのが大変です。
あちこちのお宅の庭の夏みかんを見ながらピンポンを押して交渉してみようかしら?と思いながらもそれもできず
去年は店頭で夏みかんを見つけて買うと、これが結構おいしいのですね。
おいしい夏ミカンではおいしいマーマレードはできないのです。
先日車で走っていたら農家の庭先に夏みかんが置いてありましたので戻ってきて買いました。
ひと袋4個(1キロ弱)入って200円なので3袋買い約3キロのマーマレードを作りましたよ~
圧力鍋で作るので、みかんの皮の白いところもこそげ取らずそのまま使います。
実のほうも種を取るだけで身を包んでいる皮もそのまま煮るという簡単な方法です
この方法は『京都の朝市のおばさんの作り方』なのですが、今そのサイトを見たら閉鎖されていて
詳しい作り方を見ることができませんので、私なりにおばさんの方法で何年か作ってきた作り方を紹介しますね~
①皮は内側の白いところもそのままにして薄くスライスしてひと晩水につけてアク抜きします
②2度茹でてこぼしたら3度目はヒタヒタの水で圧力鍋で、沸騰後弱火にして5分煮てそのまま自然放置すると皮は柔らかくなります。
③圧力鍋から出した皮はザルに上げて置き、
④実の方は種とヘタだけ取り、実を包んでいる白い皮もそのままにして細かく切ります
実はこんな感じですが、種からペクチンが出るので私はお茶の袋に種を入れて一緒に煮ます
(種はゆで終わったら取り出します)
⑤圧力鍋にヒタヒタの水を入れて実を茹でますが沸騰したら弱火で5分煮て自然放置します
⑥ザルに上げて置いた皮を軽く絞り、茹でた実の鍋に入れたら砂糖をみかんの半分の量を2~3回に分けて入れて
とろみがつくまで煮詰めますが、焦げたら大変なので弱火で仕事をしてくださいね。
私は固めに仕上げましたが、ゆるめのほうがお好きな方はもう少し早めに火を止めるといいですね。
熱いときはゆるすぎるかな?と思っても冷めたら程よいゆるさになります。
この作り方で作るようになってからはマーマレードづくりも苦にならなくなりました
と、言っても2日間はかかりジャムの中では一番面倒ですね。