京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




伏見はかつて”伏水”と言われた程、豊かな伏流水に恵まれた所で
その為、酒造りが盛んとなり全国的に有名な酒処として知られるようになりました。

豊臣秀吉の没後、天下統一した徳川家康によって
商業港湾都市としての整備が行われたそうです。

大阪淀川から三十石船や大小様々な舟が行き交い
人や物資があふれる賑やかな街だったようです。

現在も観光用の十石舟や三十石船が運航されています。
酒蔵が建ち並ぶこの辺りは京都といっても古都とはまた違った独特の情緒があり
街全体もコンパクトにまとまっているので観光で周るにも歩きやすく楽しい所です。
大手酒蔵メーカーさん等も見学することができます。



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京都御苑の西側、烏丸丸太町の交差点から少し北へ上がった所に
煉瓦の壁に囲まれた古い洋館建築があります。

この建物は1932年(昭和7年)当時の大丸百貨店さんの社長
下村正太郎氏の自宅として建てられたものだそうで
京都市登録有形文化財にも登録されています(残念ながら非公開です)

一見、木造建築の様に見えますが
鉄筋コンクリートの3階建てで16世紀頃英国で流行した
チェダー様式という形の建物だそうです。

中の家具も見事なものだろうで一時は大丸百貨店さんのイベント等にも
使用していたことがあるそうです。

今はひっそりと薔薇の花だけが美しく咲いています。


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御所西にお店を構える和菓子の老舗「とらや」さん京都店
一条通角を曲がり西に行った所に喫茶処「虎屋菓寮」さんがあります。
長い間改装の為お休みされていましたが
先日5月15日にリニューアルオープンしました

外装、内装共に洗練されたデザインでクオリティの高さを感じます。
和のシンプルモダンといったところでしょうか
広々とした空間でゆったりと時を過ごすことができます。

とらやさんマークを象った凝ったランプシェード

庭園を間近に感じる爽やかなテラス席もあります。



店内には京都や日本文化等の書籍も置かれ

自由に閲覧することができます(約600冊位あるそうです)
メニューは生菓子やお抹茶の他、あんみつや葛きり、お汁粉など・・・
京都店限定メニューは『青大豆の豆乳羹』、抹茶を氷に注いだ『抹茶グラッセ』と頂いてみました。

豆乳羹は豆のほのかな甘みだけなのでこし餡のソースと一緒に頂きます。
爽やかな青大豆の香りが生きてます
抹茶グラッセはグリーンティと違い
お砂糖は入っていないのでガムシロップで
甘さを調整していただくことができます。
オープン記念に頂いた京都限定の羊羹
黒豆黄粉と白味噌、黒豆の方はほのかなお味がします。
白味噌の方はしっかりとしたお味噌の香り

お会計の所で購入することもできます。
京都限定なのでお土産に良いかもしれません
下は箱に入ったミニ羊羹5本入(京都市内のデパートでも購入可)
簡易包装ですが、かけ紙がお洒落で京都らしく

烏丸通に面した一条店は今月28日から改装工事に入るそうで
菓寮の隣接スペースで暫くお菓子などの販売もされるそうです。



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京都御苑の出水の小川に黄菖蒲が咲いていました。
水辺に咲く鮮やかな黄色が五月の風に揺れて爽やかです。



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京都の有名人ならぬ”有名犬”のBooちゃん、嵐山や嵯峨野などでも何度かお見かけしていましたが
先日は葵祭にお目見え!(加茂街道にて)
かわいい顔と愛嬌あるしぐさが大人気で
皆さんに写真を撮られていました。
 
とにかくかわいいのです
動作はとてもゆったりしていて、ちょこちょこ歩く姿がまた愛らしいBooちゃん
種類はペキニーズの9歳になる男の子で
2ヶ月の時に中国は成都からやって来たそうです。

ママさんに作ってもらったのかな?
忍者姿の衣装が凝っていて素敵

Booちゃんは京都のお祭りや行事などにもよく出かけますが
たまにパパさんと一緒に色々な所へ遠出もするそうです。
HP『ペキニーズBooの冒険・探検』では楽しい旅行の写真を見ることができます。

Booちゃんはこんな風にバイクで何処へでも行きます
お出かけが大好きでパパさんのバイクの音がすると飛んでくるそうです
とにかく、かわいくて沢山写真を撮ってしまいました。
Booちゃんのパパさんともお話できてラッキー~
5月24日は「大原女まつり行列」にも参加するそうで「嵯峨野祭行列」も予定に入っていました。
大人気のBooちゃんはお忙しそうまた何処かでお会いしたいものです



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朝10時半頃御所を出た行列は下鴨神社へと向います。
お昼を挟んで午後からは下鴨神社から上賀茂神社へ・・・

行列が行く加茂街道は新緑の並木が続き、見物の方は多いですが
距離が長いのでさほど混無く、比較的ゆっくり見ることができてお勧めです。

時々行列が立ち止まり観客と列の人達が言葉を交わすような場面もあり和やかな雰囲気。

傘を持つ方を心配して覗き込むオバチャン

この傘はかなりの重量がありそうで
御所の所でも4人がかりで交代していました。


















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今年の葵祭は御所を出発した行列が堺町御門を出て行く辺りを撮ってみました。















続きはまた明日アップします



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哲学の道の「よーじや」さん銀閣寺店、門を入ると素敵なお庭が広がり
雰囲気が良いので近くに来た時はよくここで買い物します。

入口手前の左横にある電話ボックスの上には翁と嫗がいるそうで
ここから電話をすると恋が叶うらしい・・・ということで
時々嬉しそうにかけている女子高生達の姿を見かけます

門を入ると左手がカフェ、庭を通って奥が店舗になっています。
コンデジで写真を撮ろうとしたらよーじやさんの看板に顔認識しちゃいました(笑)

季節の花が咲くお庭を通って行くところが楽しいです。
定番のあぶらとり紙やハンドクリーム等を購入しました。



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東山文化を代表する銀閣寺さん(臨済宗相国派・東山慈照寺)
室町幕府、八代将軍足利義政が創建したとされ
華やかな北山文化の金閣寺とは対象に侘びさびの世界を表現しています。

観音殿など昨年2月より修復工事が行われています。



波紋を表現した銀沙灘(ぎんしゃだん)と
白砂の砂盛り向月台(こうげつだい)から見る観音殿

屋根の葺き替えも行われています。

薄い板を3cmずつずらし竹の釘で留めるこけら葺きとよばれる技法

まだ真新しい白木の屋根が遠くから見ると金色に輝いて見え
こうしてみると金閣寺によく似ています。

しかし金箔が貼られている金閣寺に対し
銀閣寺に銀が張られていた形跡はなく
本当は銀箔が貼られる予定だったとか
元々銀箔が貼られる予定は無かったとか色々な説があるようですが

侘びさびを重んじるという東山文化から考えると
素朴な建物であった(貼られていなかった)のではないかという説が有力だそうです。

国宝にも指定されている楼閣建築の観音殿は義政の死後に完成したもので
その菩提を弔う為に寺とし慈照寺となったそうです。

当時の遺構として観音堂と同じく国宝に指定されている東求堂

中には現存する最古の書院造り同仁斎があり
初めての四畳半茶室とされているそうです。


一番奥に新しく売店ができていました。
ちょっとした喫茶コーナーもあります。

銀閣寺の修復工事は約2年間行われるそうで
完成は来年になるようです。



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法然院さんと同じく哲学の道の東側、鹿ヶ谷のお寺「安楽寺」さん
普段は非公開ですが春は4月上旬と5月上旬(土・日・祝)・下旬(土日)6月上旬(土日)
花の時期に合わせて特別公開されます。

こちらのお寺も石段に散る紅葉が綺麗なことで有名ですが
今の時期は新緑が鮮やか

ツツジには少し遅かったですが5月下旬の公開はサツキが見頃かもしれません。

公開中は本堂でお寺の由来と仏像などの解説をして下さいます。

このお寺は法然上人の念仏道場であったとされていますが
松虫姫と鈴虫姫にまつわるお話は悲しい物語です

仏足石は西方極楽といわれるように西方向を向いているそうです。



本堂奥の中庭に面した部屋には陶器でできた不思議な物が置かれていました。
香りを楽しむ為のものかと思いきや壺の中を覗くと摩訶不思議・・・
行かれた方は是非見てみて下さい~癒されます



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