京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




この御札が沢山貼られたドーム状のものは「安井金比羅宮」さんにある『縁切り縁結び碑』(いし)というものです。
正面からくぐると悪縁が切れ、裏からくぐると良い縁が結ばれるといわれています。

この神社の創建は大変古く平安京以前とされ
藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が一堂宇を設けたのが始まりとされています。

”縁切り、縁結び”の風習ができたいわれは

主祭神としてお祀りする崇徳上皇が讃岐国へ配流されたとき
金刀比羅宮(香川県)に一切の欲を断ち切り参籠(おこもり)されたことから
”何かを断つ”ことの祈願所として信仰されはじめるようになったようです。



願掛けは、神札(しんれい)に願い事を書き、碑の小さい穴をくぐりぬけ
その後に碑に御札を貼り付けるます。

くぐる時に方向を間違えないようにしないと大変ですね
表からは”縁切り”で裏からが”縁結び”です。
小さな穴なので這うようにしないと抜けられないようです

縁切り、縁結びのお守りもあります。
上のカラフルなお守り袋から好きな色を選ぶことも可。

また、この神社には江戸時代から現代までの『絵馬』を集めた
「金比羅絵馬館」があります(月曜休館)

19世紀のアール・ヌーボ、エミール・ガレやルネ・ラリック等
ガラス工芸品を集めた「ガラスの部屋」も公開されています(月曜休館)


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