京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
今年は後掛けを新調した「南観音山」
イランのアゼルバイジャン地方で作られたペルシャ絨毯で「中東連花水辺に魚文様」
  
山の四隅を飾る大房も110年ぶりに復元新調されました。
絹糸に本金箔をかぶせた紐を30本を束ねて1本とした豪華なもの
  



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200年ぶりに「加茂葵祭行列図」の胴掛けが復元新調された「橋弁慶山」
今年は右側が完成したそうで左右両面を4年がかりで仕上げたそうです。

2階へは上がれないため下から撮ったので全体が分かりにくいですが
巡行当日は両面がかけられます。
その後も22日まで京都芸術センターで新旧の胴掛けが展示されるそうです。

  



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今年は錺(かざり)屋根を修理が完了した「函谷鉾」
金箔を押しなおしたり金具の汚れを落としたりして
126年前に作られた当時美しさに近づけたそうです。
金の飾り模様はミズアオイやカキツバタなど40種類の植物が描かれていて細かい部分も奥が深いですね。



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京都に戻り「祇園祭」です。とにかく暑いですが鉾町の会所飾りを巡って来ました。
今年話題の山鉾を中心にアップしてみます。
まず最初は「放下鉾」、約100年間使われてきた「彩雲」図柄の天井幕

この幕が「四季の花」を金地に織り込んだ綴織幕へと今年新調されました。

図柄は140畳もの広さの皇居明治宮殿、千種之間の
天井綴織の為に描いた112点の種類の違う下絵の中から
紅梅や緋牡丹、桜、水仙など8点を引用したそうです。
  
残念ながら女性は鉾搭乗は不可で2階の会所までしか上がることができませんが
雰囲気を十分味わうことができます。

天井幕は1階に飾られ靴を脱いで座敷に上がり近くで見ることができます。
巡行当日は今年から新しい天井幕が飾られるそうです。
  



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