三条会商店街近くにある「武信稲荷神社」(三条商店街から日本座通角を南)
平安時代初期に西三条大臣と言われた藤原良相によって創建されました。
童謡「一寸法師」の歌詞に出てくる”京は三条の大臣殿に 抱えられたる一寸法師
法師法師とお気に入り 姫のお伴で清水へ”~♪ の”三条大臣”がこの方らしいです。
(後に藤原武信により厚く信仰されたため『武信稲荷』と称される)
日本座通沿いに建つ石鳥居は正面の他横に2つ、合わせて3つの鳥居あり参道も3本あるという珍しい神社
参道を進むと拝殿とその奥に本殿
一寸法師に因んで出世の他に開運や金運のご利益があるともされています。
本殿横の辺り一面を覆う榎の大木が辯才天が宿る御神体になっています。
平安時代に平清盛が宮島厳島神社から苗木を移したと伝わる
樹齢は約850年(京都市天然記念物)、苔生した幹に新緑の緑が映えパワー全開!
御神木前の木彫りの龍は、枝の一部が折れて落下したものにチェーンアート彫刻が施されたもの
木の形と龍が見事に合ってます。
幕末に坂本竜馬がおりょうに自分の無事を知らせるため
境内の榎に”龍”の文字を残したという逸話があり
その後2人が無事に会えたことから縁結びのご利益もあるとされています。
明日は年に一度の例大祭が行われます。