ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

新宮にて

2013-03-12 05:00:00 | 田舎

国政選挙の投票率を上げるためにネット活用を解禁すべきとの話が今国会で取り上げられています。投票率が低いのが、選挙でのネット活用が出来ないというのが原因である筈がありません。戦後一貫して政権を取った政治家たちの一致するところ、つまり前内閣や、手の内を隠していると言う現内閣にも既に現れているように、選挙前の公約が守れないということが当に選挙民から「投票してもしゃあないやん」という気分にさせているのです。そこを正さない限り(正しようがないかも)ネット活用を法制化しても、投票率が上がるのは一時のことだけだと思うのです。「しゃあないやん」と嘆く人にとってはネット活用など関係なく、政治家のモラルの回復こそが重要な方策なのではないでしょうか。

徐福公園の前はバスの転回場所になっていて、3台ぐらいの一般車の駐車スペースもあります。その一角に貼ってあった案内地図ですが、南の方に王子神社や新宮十郎行家の屋敷跡があるとか、いゃあ、面白い地図を見つけたものです。新宮十郎行家と言えば、頼朝の挙兵に応じて真っ先に源氏の系統を結集した人、最終的には義経同様、頼朝には疎んじられた人だったのですが、その時の歴史をどうこう言うほど鎌倉時代のことを勉強していません。

             

王子神社は先に浜王子跡として、路面の標識で確認したところでした。

新宮駅前にはフェニックスの木が聳えています、串本の地で植わっていたものよりずっとデカいのです。考えてみれば今回新宮の地を訪れたのは、新宮鉄道100周年のことを覚えてくれていた人が新宮城址のケーブルカー跡を紹介してくれたのを契機としています。この新宮駅の前まで来て、100周年の事業に関する資料を求めに駅構内に入って行かなかったのは、ひとえにお腹が空いていたと言うことなのでしょうか。

             

『はとぽっぽ』の碑など写している場合では無かったのです。

ところで『はとぽっぽ』って作者は誰だっけ?と、ふと考えたのですが・・・よ~く見ると歌いだしが私が知ってる♪ぽっぽっぽ ハトぽっぽ 豆が欲しいかそらやるぞ みんなで仲良く食べに来い♪ではありません。もう訳が解らなくなってしまいました。

                       

この像は前にも載せたことがありました。その時は何を表現している像か全く分からなかったのですが、これは神倉神社の『お灯祭り』を表現したものだとか、毎年2月6日の夜に2千人もの若者があの神倉神社の石段を駆け降りる勇壮なお祭りだそうです。私にはあの石段を駆け降りることなど絶対に出来ません。

             

新宮駅の右側の踏切に大きなこんな看板がありました。この案内に拠れば、私が訪れてないのは後、西村記念館と佐藤春夫記念館だけが残っていることになります。でも西村記念館の西村って誰?西村姓っていくらでも居ますよね。

             

そんなことを考えながら活魚料理の勝丸に行ったのですが、本日のランチメニューも書かれているのに、開いているようなのに“準備中”の札がかかっていました。おかしいなと思いながら、引き戸を開きに行っても鍵がかかった様子、もう1時前ですよ。何をしているのか、それとも私が訪れるのが遅かったのか、とにかく私が思ったようには昼食を食べれなかったこの日でした。

仕方ないので何を食べようかと思いながら、その辺りの道を車を停めたオークワの方へ歩いていきました。あちらこちらと歩いているのに、そう距離があったとは感じないのは、新宮の街に多少なりとも慣れてきたせいなのでしょうか。

             

すると『聖水の井戸』などと書かれた屋敷、この屋敷の右端に井戸があったのです。なかなか風情があるので、これが西村記念館なのかと思ったのですが、それは違うようでした。

             

井戸のある家の斜め前がこの家、ここが西村記念館だそうですが、西村某が誰なのか分からないものですから、入場料100円を払って入場する気にはなれません。せめてどういうことをした人と知っていれば、お腹の減っていることは別にしても入場したかも知れません。

             

仕方なく車を停めたオークワでお茶と弁当を買い、南の方へ車を走らせましたが、あまり地図も頭に入ってなかったので、王子神社も新宮十郎行家の屋敷跡も見つけることが出来ませんでした。写真は王子ヶ浜を見晴らす景色です。

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