創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

時間と納期が一番大事

2009-04-11 08:07:16 | 学習
おはようございます。

 時間厳守、納期厳守が一番大事とビジネスマンなら分かっていること、当たり前のことを言うな、と笑われるかもしれません。どんなに良い特許も競争相手より1分でも遅れたらパー。見積もり期限に遅れたら、土俵にも上がれません。時間厳守と言えば、高校生や大学生ですら、いえ、小学生も分かっているルール。でも、分かっていることと実践できていることは別問題です。大型システムの大問題も保育園や幼稚園で教えられたルールや規律を実践できていたら起きなかったことが多いのかもしれません。

 成績の良い営業マンは特に時間に厳しい、が私の記憶です。訪問企業近くに早めに行って、喫茶店で時間を潰すのが彼らの常識。ビジネス書は、相手の居室や建物を訪問するなら、約束時間の5分前から、10分過ぎまでにドアーをノックする、と、書かれているかも。私も基本は理解しているつもりですが、大学の先生を訪問するなら、5分前からジャストの間に、部屋のドアーをノックしました。会社の担当者なら、早く行き、約束時間までソファーや喫茶店で待っていました。営業との駅の改札口の待ち合わせなら、20分前に行き、相手を待ちました。若かったとき、売り上げ成績の良い営業マンを見て、私はマネをするようになり、習慣にしました。

 お客様が早く来ても、待たせない会社は売り上げ好調です。何故、私はぴったりに訪問するのでしょう。ここで少し考えてください。ジャストに訪問し、待たせる時間で相手の会社を判断できる、と思っているからです。他社の重役を訪問すると、秘書さんがまず応対してくれるのが普通です。お茶かコーヒーが出て、10分程度待たせる会社はやや官僚的、事例重視でしょう。新規事業で手を結ぶべき相手ではない、と思っていました。それで困ったことはありません。

 最近、インターネットや携帯電話の問い合わせは、0120の無料専用電話にお客様が電話するシステムが増えました。年寄りはこれが困ります。聞きたいことや契約内容変更の依頼のため、電話してもお話中ばかり。コンピュータの音声案内が1番を押せとか、2番を押せとか言う相談窓口も増えました。何度押しても認識できず、最後にコンピュータが諦めたのか、交換台に繋ぐといい、やっと繋がった、と思ったら、6時なのに既に業務終了。明日、電話しろ、とはこれいかに。二度と商品を買わないぞ、と思うことが度々です。

 お客様の電話を待たせないのは常識ですが、お客様相談窓口が待たせるのでは最悪でしょう。直ぐに電話に出るだけでお客様を不愉快にしません。お客様の口調や文言が優しくなるでしょう。従って、商品に添付されている、説明書に記載された無料のお客様相談窓口に電話をすると、良い会社かどうかわかります。会社訪問の依頼をしよう、先輩を訪問しよう、と電話を会社にしても良く分かります。電話を受けてくれた人に伝言をお願いしたのに、他部門の電話番号を教え、架け直しを要求されたら、たらい回しが好きな会社と思って間違いありません。学校も会社も将来性はありません。小さな問題が発生しても、受け答えを誤って、大問題にしてしまう恐れがあり、危機管理が弱点の危険な会社ですので、受験するのは問題です。電話口の人が紋きり形で答える会社も減点です。

 伸びる会社はこちらの電話番号を質問し、責任者や担当者がすぐに電話をしてきます。お客様窓口が美しい日本語で礼儀正しく対応してくれます。このような会社は社員教育が徹底しているため、就職候補にしなければいけません。逆に皆さんも電話の対応に注意してください。特に、会社訪問の約束時間に遅れては絶対にいけません。

今日はここまでにします。

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