創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

師匠からのメッセージ?

2016-06-06 06:39:51 | Weblog

 おはようございます。

 早速ですが、昔アメリカの大学病院の先生に対して、医学を志す若者への要求条件を全米でアンケート調査した結果を中村師匠から教えてもらいました。調査結果は、医者として必要な能力は、人に対して持っている温かさが1位。2位は直観力、3番目は推理力、4番目が専門知識だったそうです。システム開発の専門家にも求められる能力である、すべての専門家にも求められていると師匠は言っていました。何度もこのブログに書いたことです。非常勤の講師時代は教室で、でしたが。

 聞いた当時、その通りだが、私は自分を鑑みて、全くできていなかった要求条件だったと恥じ入りました。でも、その時からすでに30年経ち、真言の戒名も頂き、日々反省し、この言葉がますます重く感じられてきていました。そして、私と言えば残念ながら、4番目の専門能力は古臭いものになってきました。しかし、1から3の要求条件は少しは使い物になってきたように自分を慰められています。私にとって4番を失うことで1番が身に着けられてきたのかもしれません。何故なら2番と3番の要求条件は若い時から、今でも人に比べて自信があるし、2番と3番の合成が創造性だと昔から、このブログでも書いてきたからです。この論には汎用性があるのかもしれないと言うのが今日の論旨の中心です。

 まず専門家に必要な能力を短く箇条書きします。
①人に対して持っている温かさ
②直観力
③推理力
④専門知識

 私はこのブログの他に、バドミントンの趣味のブログも書いています。そこでは、良い指導者に求められる条件として下の4条件を書きました。
①説得力
②私生活
③専門性
④管理性

 良い指導者になるために、自分の特徴を肯定の論理と否定の論理の両面から考えることは自己の成長に役立つと説明してきました。それは自己研鑽が大事であり、自己研鑽には自己の特徴をまず認識することが必要と、4条件にまとめました。
①説得力
②論理力
③実践力
④忍耐力

(注)①、③項目名を修正(6/6PM19:00)

 逆に自分の特徴を否定からも考えて、否定論理から特徴を認識すべきだとして、4条件をまとめました。他を思っていると思う、自分の言葉や考え方が他人にとって我田引水とならないために必要でしょう。自分を褒めることは大事ですが、自分の長所を考えて、褒めてだけいては、何時か逆転し、欠点に至ってしまいかねません。進歩のために反省が大事、我日にわが身を三省す、三省も大事です。
①お山の天下
②理論倒れ
③固定概念
④優柔不断

 以上はバドミントンのブログに何度も、さらに今日も書いたところです。皆さん、何で私が同じ論旨をこちらの創造性のブログにも書きたくなったのか、考えてください。面倒臭いことが嫌いな私なのに。宣伝するなら一方だけの方が上手くできそうなのにです。ポジティブフィードバックの点からも、集中のメリットからも簡単に言えることなのに、です。

 あちらを終えて、こちらのサイトを開けた時、師匠が教えてくれた、言葉を思い出しました。その時、専門家としての要求条件にも同じような反省が必要かもしれないと思ったからです。師匠亡き今、私は師匠を越えてなお歩む決心が付いたのかもしれません。師匠の後押しかもしれません。お供えとともに新刊本を送付した、そのご褒美を仏様から頂いたのかもしれません。

 涙が出てきました。ここでやめて愛犬の散歩に出かけます。今日はここまで、南無阿弥陀仏だけを追記して。

コメント
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